三語短文秀逸作品発表会の33回目。
こちらのパート1に続き、
ここからはパート2。
【お題: 共存共栄、漠然、供与 】
共存共栄していた2国は国民の漠然とした不安によって争いが勃発したが、高性能の兵器を供与されていたA国が勝利した。(高1)
お互いが困難な状況に陥った時に便宜を供与し合う様子こそが共存共栄の姿だろうと漠然と考えた。(高2)
震災後、漠然とした不安を抱いていたが、県から支援物資を供与され、さらに共存共栄して乗り越えようと言われ、安心した。(中2)
【お題: 真っ最中、備える、とうてい 】
今物価高の真っ最中でとうてい米の値段も下がらないから米を備えておく。(中3)
とても大きな災害が起きることは、とうてい無いと思うけど、妻に言われたので備えをしている真っ最中だ。(中1)
次のテストに備えるために今はテスト勉強の真っ最中だが、今の勉強速度では百点はとうてい取れないだろう。(中1)
遊んでいる真っ最中に明日のテスト勉強をするなんて到底無理だ。(中2)
ゲームの真っ最中に地震に備えるなんて、とうていできない。(中2)
災害の真っ最中に、食料を備えようとしているBくんだが、とうてい間に合いそうにない。(小6)
授業の真っ最中に発生する地震に備える訓練を行なった。普段ではとうてい想定できないが、いざという時のために真剣に取り組んだ。(中2)
【お題: 配給、相談、胸がつまる 】
今日の配給には珍しくお菓子が入っていて、みんなでどう分けようか相談するうちに、うれしさで胸がつまった。(中3)
米の減少にともない配給の量について相談をしたいが、胸がつまる。(中3)
親戚に疎開させてくれと相談されたが、うちも配給の分しか食料がないので断った。胸がつまった。(中2)
配給が少ないことを相談したが、何も変わらなかったため胸がつまる。(中2)
僕がボランティアでカレーの配給をしていたら、少年に「もう2日も食べて無いんだ。」と相談され、胸が詰まった。(中2)
災害地での食べ物の配給について相談し合い、改めてその場の状況の厳しさを知り胸がつまった。(中2)
(パート3へ続く)