三語短文秀逸作品発表会の32回目。
こちらのパート3に続き、
ここからはパート4。
【お題: 自虐、したたかな、まつわる 】
彼女は自虐的な人だが、新商品の開発にまつわる話になると、したたかになる。(中2)
したたかな人が自虐にまつわる会議を開いた。(中1)
彼女は自身の運動神経の悪さにまつわる自虐をよくするが、実は全員が彼女のしたたかさを理解している。(高2)
【お題: 精度、後世、劣化 】
精度の高い技術を後世へ伝える取り組みが行われたが、残念ながら受け継がれたのは劣化した技術だった。(高1)
彼の作ったロボットは後世まで残されるべきだが、経年劣化による精度の低下は免れないだろう。(高1)
時計は後世になるにつれて精度が劣化し始める。(中2)
【お題: 瞬時に、気弱、気おくれ 】
気弱な私にとって初めての場所は気後れしてしまい、瞬時に逃げ出した。(中2)
試合をする時、気弱な私は相手を見て気おくれしたが、コートに入ると瞬時に切り替えができた。(中2)
気弱な私は気おくれし瞬時に言葉を飲み込んだ。(中3)
私は気弱な性格のせいで瞬時に判断できず気遅れてしまった。(中3)
強気な選手に気おくれしたが、瞬時に気弱な考えはすてた。(中3)
友達の輪に入ろうとしたが、瞬時にタイミングを逃し、気弱な性格が災いして気おくれしてしまった。(中3)
(パート5へ続く)