生徒たちと話してると、たまに感じることがある。
「あ、うまく言おう、ちゃんと言おうとして、逆に言葉が出なくなってるな」って。
たぶん、色々な場面で「そうしないといけない」っていう圧を感じてるのかもね。
「ちゃんと言わないと分からないよ!」なんて何度も言われたり、
なんてこともあるのかもしれない。
でもね、
僕の前では、「うまく言おう、ちゃんと言おう」なんて、思わなくてもいいよ。
単語一語でもいい。たどたどしくても全然いい。
僕がそれを受け止めて、ちゃんと「会話」に成立させていくから。
そのかわり、約束してほしい。
「ごまかさない。嘘は言わない。」ということを。
もしかしたら、「ちゃんと言おう」とするばかりに
心にもないことを思わず口走ってしまうかもしれない。
そんなことをするくらいなら、
ちゃんとなんて言わなくてもいいから、心の中にあるものをそのままの状態で吐きだそう。
社会に出ると、口に出したことが全てととらえられることが少なくない。
「口は災いのもと」なんて言葉もあるくらいだから。
だからと言って、「何も言わない」というのも良く思われないことだ。
だから、社会に出てから嫌な思いをしないためにも、
春日部アカデミーで「自分の考えを言葉で伝える」ことの練習をしていこう。
君が心から一生懸命伝えてくれた言葉を、僕はちゃんと受け止めるから。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!