本来、勉強は「楽しい」ものである。
新しい知識と出会い、それを身につけることによって、
分からなかったことが分かるようになる。
出来なかったことが出来るようになる。
知らなかった世界、未知の世界との出会い。ワクワク。ドキドキ。
そういうものであふれてるのが勉強だと思うんだ。
でもなぜか、世の中一般的には、
勉強は「嫌われもの」の存在であることが多い。
その原因には、いくつか心当たりはある。
まずは、「できない」「わからない」という経験があまりにも多いこと。
でもこれは、やり方、というか「進め方」でいくらでも解決できる。
勉強が「できない」「わからない」の最大の理由は、
基礎がユルユルなのに無理に難しいことをやろうとすること、である。
基礎を丁寧に固めながら進めていけば、「できない」「わからない」ということは無くなる。
そしてもう一つの原因は、
「やらされてる感」が大きい、ということ。
やりたくないことをやらされる。
これはとても苦痛なことだ。勉強に限ったことではなく、全てにおいてそうだろう。
大人だって、やりたくない仕事をずっとやらされてたら、その仕事は間違いなく「嫌い」になるはず。
ただ、かと言って「やらなくていい」と簡単に片づけてしまうのも良いことではない。
やりたくなくても、やらなくてはいけないことがある。
これが社会のルール。
全員が全員、やりたいことだけをやってやりたくないことをやらないでいたら、
社会はきっと崩壊する。
やらなくてはいけない。でも、やりたくない。
この2つのせめぎ合い。
これをどう上手く解決していくかが、我々に課された課題だろう。
僕自身、今までもこのことをぼんやりとは考えていたが、
改めてこうやって言語化することで、
一つの道筋が明確に見えてきた。
ヒントは、
「なぜ大人は、やりたくないと思った仕事でもやれるのか」である。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!