最近、生徒に出す宿題について考えている。
究極的には、「出すか、出さないか」ということである。
現在でも、高校生は基本的に出してないし、
中学生も、受験が近くなってくるにつれて出さなくなる。
これは、彼らに自学力がちゃんと身についてきたから出来ること。
自学力が身についた子にとっては、
こちらが出す宿題などは邪魔以外の何物でもなく、
かえって彼らの学習を邪魔する存在になるので、害悪でしかなくなるのだ。
しかし、自学力がまだ完全には身についてない子に対して宿題を「出さない」のは、
それはそれで問題。
勉強の習慣が正しく身につかなくなる。
毎日ワークがあるとはいえ、内容的にそれでは不十分でもある。
さて、どうしたものか。
理想はもちろん、宿題など出さずとも生徒たちが自分で考え、
自分に必要な勉強を勝手に進めていく状態。
実際、それを達成してる塾もある。
ゴールデンウイークの休校の間に、少し考えをまとめてみるか。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!