「テトリス」というゲームをご存知だろうか。
僕は高校時代、一時期これに大ハマリして、
毎日部活の友達と一緒に下校途中にゲーセンに寄って、そこでテトリスをやって帰るのが日課になってた。
腕もそこそこ上達してたと思う。昔のことなのでハッキリと覚えてないが(笑)
さて、このテトリスは、上から落ちてくるブロックを回転させたり左右に移動したりして、
下に積み上げられたブロックに上手くはめていくゲームだ。
そして、横一列にブロックが隙間無く並ぶと、その列は消える。
それが消えないと上にどんどん溜まっていく一方になり、やがて天井に到達してしまいゲームオーバー。
で、この間、ふと思ったんだけど、
これって、「知識の積み上げ方」にも似てるところがある。
テトリスは、下に積まれてるブロックの状態を見極めて、
それに応じて、次に落ちてくるブロックの位置や向きを正しく調整し、
正しい場所にそれを落としていく。
それを失敗してしまうと、間に隙間が出来てる状態のまま無駄に積み上げられていって、
ついにはゲームオーバーだ。
知識の積み上げは、
現状の受け皿、つまり今の自分の知識の状態をしっかりと見極めて、
そこに次の新しい知識を正しい形ではめていく。
そして、きれいに隙間なく揃えられたものは、
テトリスだと消えてなくなるところだが、知識の場合は自分の脳内にきれいに染み込んでいく感じ。
しかし、雑に積み上げていくと、脳内にきれいに染み込んでいくことは決してなく、
無駄にどんどん積み上げられていくだけ。けれど、間には隙間がたくさん空いている。
そして、挙句の果てにゲームオーバー。そこから先に進めなくなる。
テトリスも勉強も、大事なことは一緒。
今の現状を正しく見極めて、次にやってくる新たなものを
丁寧に、隙間なくはまるように積み上げていかなくてはいけないのだ。
そうしなければゲームオーバー。全てが終わってしまうのだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!