「毎日ワーク」をちゃんと継続できない子。
まあ、理由はそれぞれあるのだろう。
けど、それは僕の耳には入ってきてないので分からない。
ここでいくつか大切なことを伝えておこうと思う。
まず、「やらないこと」が習慣になってしまうと、そこから「やる」習慣に変えるのは、
とても大変なことだ。
とてつもないパワーが必要になる。
「1」を「2」や「3」にしていくことに比べ、
「0」を「1」にするのは、その何倍ものパワーが必要なんだ。
飛行機も、離陸の時が一番エネルギーを消費するみたいだしね。
上空で飛行が安定してしまえば、あとは楽チンらしい。
もう一つは、
自分が「やらない」間にも、それを「やり続けてる」子がいる、ということだ。
その子との差は確実に開いていく。
最初は自分より勉強が出来ないと思ってたはずのその子が、
いつの間にか気付いたら自分よりも出来るようになっている。
そんなことだって珍しくない。
継続の力というのは、それほどまでに大きなものだ。
過ぎ去った時間は取り戻せない。
だから、今までやれてなかったことを悔いてもしかたない。
でも、今から始めることは誰にでもできる。
今から始めて、勉強の基礎力や勉強の習慣を身につけていく道を選ぶか、
それとも、目先の「楽チン」を優先して、しょぼい基礎力としょぼい習慣のままでいくか。
それを選ぶのは、自分自身である。
言っておくが、
僕は「やった方がいいよ」とか「やりなよ」というアドバイスはし続けていくが、
「やれ」という指示は一切しない。
他人の意思によってやらされるのではなく、
自分の意思でやっていかなくては意味が無いからだ。
「こんなことやって意味があるのか?」と思うのも、もちろん自由である。
基礎をバカにする者は、結局何も身につけることは出来ないけどね。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!