三語短文秀逸作品発表会の30回目。
こちらのパート1に続き、
ここからはパート2。
【お題: 反旗、脈略、採択 】
脈略なく意見を採択する上司にいらだち、反旗をあげる。(中3)
彼は自分の意見が会議で採択されなかったからと反旗を翻し、脈絡のない文句ばかり言っていた。(中2)
脈略のない話を鵜呑みにして採択し反旗をあげるとは馬鹿げている。(中3)
【お題: 朝もや、かみしめる、困難 】
1日の始まりを感じる朝もやに幸せをかみしめることが困難となった。(中3)
朝もやのなか、困難を噛み締めながら歩いてゆく。(中3)
困難な状況でも朝もやの中で希望を見つけて喜びをかみしめる。(中2)
朝もやの中での山登りは危険で困難だとされていたが、唇をかみしめて登った結果、無事頂上へ辿り着いた。(中2)
朝もやの中、困難な道をかみしめて歩く。(中2)
【お題: 伝来、胡散臭い、言いぐさ 】
先祖伝来の家宝を仕方がなく受け継がねばならなくなった彼のいい草が、胡散臭く信頼ができない。(中2)
【お題: 見くびる、仮説、紙一重 】
私は仮説を立てることが得意で彼女たちを見くびっていたが、いつの間にか紙一重の差になっていた。(中2)
【お題: 虚無感、客観的、よどみなく 】
虚無感の解消法について、彼女は客観的な考えをよどみなく話した。(中2)
【お題: 腕を振るう、純真無垢、再現 】
彼女は純真無垢なので、海外の料理を再現して欲しいと頼むと腕を振るってくれると思ったが、とても不満げな顔をされた。(中2)
(パート3へ続く)