この記事の続きの内容ね。
正しく人の話を聴けない子たちは、なぜ正しく人の話を聴けないのか。
僕が考えた理由の2つめは、
自分の考えが正しいという思い込みが強いこと。
これだ。
自分の考えが正しいと思い過ぎてると、
相手の話はちゃんとは入ってこない。
だって、自分の方が正しいと思ってるんだもんね。
この原因は何かと考えてみた時に、
もちろんこれも1つではないだろうけど、
「アナタの考え、間違ってますよ」とちゃんと言ってもらえた経験が少ない
ってことがあるんじゃなかろうか、って思うんだ。
たとえば、何を言っても「そうだよね」しか言われない。
つまり、周りがみんなイエスマン状態。
もしくは逆に、
納得できる説明も無く、ただ頭ごなしに「そんなの間違ってる」と言われてきてる。
この場合も、自分が納得できない分、「自分が正しい」って思いがかえって強くなっていくんじゃないかな。
これは、家庭を始めとした日頃のコミュニケーションの問題になるよね。
だから、塾として出来ることにはどうしても限りがあるけれど、
少なくとも生徒が塾で過ごしてる間は、
生徒が「自分が正しい」と思い過ぎてしまわないように、
注意をしながらコミュニケーションをしなくてはいけないと思う。
これも、塾の大切な役割の一つ。
っていうか、勉強を教える以上に大事なことなんじゃないかと思う。
人の話を、正しく目で聴かせること。
これを今後もますます、春日部アカデミーの指導の根幹に据えてそれを強化していこう。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!