週一恒例の「三語短文秀逸作品発表会」。その29回目。
今回も変わらず傑作が揃ってる。
春アカ生たちの「言葉の力」は、少しずつではあるかもしれないが確実に進化してる。
前置きは簡単に、今回も早速本題に行かせてもらおう。
皆さんもぜひお試しあれ!
【お題: 立腹、列挙、論外 】
注意じこうを列挙していると、いきなり論外なことをAくんが言った。その後、先生は立腹していた。(小6)
【お題: 伝来、胡散臭い、言いぐさ 】
近年ある国から伝来したと言われる胡散臭い話し方は勧誘のための言いぐさだったと発覚した。(高1)
海外から伝来してきた木の実は魔除けがあると言うが、少し胡散臭いし言ぐさも怪しい。(中3)
彼の言いぐさではこの刀は先祖伝来の珍品らしいがどうも胡散臭い。(高2)
【お題: 端的、散乱、感嘆 】
端的に言えば、ものが散乱している部屋は大変良くないが、そんな部屋の住民の中には人々を感嘆させるような作家や脚本家もいる。(高1)
彼が、散乱した情報を端的にまとめる様子をみて先生が感嘆の声を漏らした。(高1)
散乱した意見を端的にまとめた彼に感嘆の声があがった。(高2)
【お題: 思いやり、みすぼらしい、劣等感 】
思いやりが凄くあるのに、みすぼらしい格好で劣等感溢れてるAくんは、クラスの嫌われ者だ。(中2)
自分のみすぼらしい姿を見ると、劣等感を感じる。だが、思いやりのある周りの友達のおかげで励まされている。(中2)
【お題: 口答え、思いとどまる・後悔 】
先輩に嫌味を言われ、口答えしようと思ったが、思いとどまった。だが、段々嫌味が増してきて、口答えしなかったのを後悔した。(中2)
(パート2へ続く)