僕が成績上位にこだわる理由は、
なにも、「成績上位がすごい。成績上位が正義」だからというわけではない。
言葉を選ばず、誤解を恐れずに言うと、
成績自体は、単なる数字。
もちろん、成績が上位であればあるほど、それによる恩恵が大きいのも事実だが、
それは後からついてくるもの。
本当に価値があるのは、
上位を目指すプロセスだ。
今の自分よりも一つ上、さらにもう一つ上を目指していくプロセス。
それは確実に、最初から最後までが順風満帆なものではない。
苦労もたくさんする。
つらくて大変なこともたくさんある。
思い通りにいかなくて心が折れそうになることもある。
でも、その一つ一つを乗り越えていく。
自分だけの力では乗り越えられないかもしれない高い壁も、
僕らのような指導のプロや、同じ目標に向かって進む仲間たちと一緒に、
力を合わせて乗り越えていく。
その行程の先にあるのが、「成績上位」だ。
そこに至るまでのプロセスの中で、得られるものはとても多い。
そして、その一つ一つが自分にとって貴重な財産となる。
もしかしたらその中に、自分の人生を決定付けるものもあるかもしれない。
そういう経験を、僕らは子どもたちにさせてあげたいし、そうでなくてはいけないと思う。
目先にある小さな目標を乗り越えさせるだけなのなら、
僕たちの存在は不要だ。
だから僕は、「成績上位」にこだわり続けていきたいと思ってる。
大事なのは、「結果」ではなく「プロセス」だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!