辞書などで調べると、
「好き」の反対語は「嫌い」だと書かれてある。
まあ、たしかにそうだろう。言葉の定義としては間違っていないのかもしれない。
でも、よーく考えてみると、
「好き」の反対語って、「嫌い」ではないと思うんだよね。
「好き」の本当の反対語は、「無関心」なんだと思う。
関心が無い。どーでもいい。「好き」とか「嫌い」とかっていう感情すら感じない。何も感じない。
こういう状態。
「嫌い」って思ってるってことは、心のどこかでそれを意識してるってことだもんね。
だから、よくプロのスポーツ選手なんかでも、「アンチがいた方がいい」って言われてるんだよね。
好きでも嫌いでもないってことは、完全に存在を消されてしまってるのと同じことだから。
これってさ、勉強にも言えるんじゃないかなって、ちょっと思ったんだ。
「勉強が嫌い」と言ってるうちは、まだ勉強に対して何らかの意識がある状態。
もしかしたら、「どうにかしたい」って思ってるかもしれないし、
「本当は好きになりたい」って思ってるかもしれない。
だからそこをうまく刺激してあげれば、
「嫌い」が一気に「好き」に逆転する可能性もある。
それをするのが、僕らの役割だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!