「季節講習」とはつまり、夏期講習や冬期講習、春期講習といった、
学校の長期休みの間に行う特別授業のことだ。
正直、塾業界全般で見ると、下世話な話になるが、
この季節講習を「稼ぎどき」として位置付けてるところが多いように思う。
春日部アカデミーは、正直それは二の次なのだけれども。
ただ、塾経営コンサルの中にも、「季節講習の売上が塾経営の肝」なんて大手を振っていってる人もいるくらいだし、
大手塾にとっても、「季節講習が集客の要」というのが常識なのか、無料講習をバンバン打ち出してるよね。
さて、この季節講習。授業は通常とはちょっと別のことをやるっていうのが、もしかしたら主流なのかもしれない。
けれど、春日部アカデミーの季節講習は違う。
正確に言うと、最近になって変えた。
春日部アカデミーの季節講習の授業は、
通常授業からの一本につながったカリキュラムを進めていくだけだ。
春期講習の「英語ジャンプアップ」とか、中3の夏と冬の「24時間耐久レース」や「英語リスニング・ライティング」という季節講習限定の講座もわずかながら開講するが、
基本的に、季節講習だからといって特別なことはしない。
ただ、授業数が通常期の倍に増えるので、この時期にカリキュラムの進みが速くなる、ということだけだ。
進みが速くなるということは、入試対策により早い時期から着手できる
つまり、それだけ多くの時間をかけられるということ。
だから、色々な事情があって授業を追加しないという子も、ごくまれにいるけれど、
そういう場合は、残念ながら、入試対策に取り掛かる時期がそれだけ遅くなって、その分、かけられる時間も少なくなるということ。
その子にとって不利益なことではあるが、しかたのないことだ。
講習から参加してくれる外部の生徒たちのカリキュラムも、
原則としては、基礎からしっかりと固めていくというカリキュラム。
「苦手なところをピンポイントに」というニーズがあることも分かってるし、
前まではそのような形のカリキュラムで進めていたのだが、
結局のところ、「基礎が固まってないと何もできない」という結論に行き着くので、
今は、基礎から丁寧に固めていくカリキュラムで行っている。
学力を確実に身につけるのなら、絶対的にこのやり方の方が良いからね。
基礎がユルユルな状態では、苦手なところをピンポイントでやったところで、何も身にならない、っていうのが現実だから。
さて、今年もそろそろ春期講習の時期だ。
今年もこの時期に、生徒たちの学びのスピードをグイッと引き上げていこう。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!