昨日書いたこの記事にもちょっと関係があるのだけれど、
僕は春アカの生徒たちを、
何でもかんでも受け身の子には育てたくない。
注意されないと行動できない子には育てたくない。
自分の意思で行動できない子には育てたくない。
僕が生徒たちになってもらいたいのは、
自分で考え、自分の意思で行動する人間。
やる前から「無理」と決めつけるのではなく、まずは最初の一歩を踏み出せる人間。
自分の考えを、自分の言葉でちゃんと伝えられる人間。
そんな人間だ。
だから、必要以上に手を差し伸べたりはしない。
どうしても必要な場合、最初だけ手を差し伸べるが、
そこから先は自分の足で歩んでもらうことにする。
下手に手を差し伸べてしまうのは、
僕が育てたくないような子たちに近付けてしまうことになる。
時にそれは、とても長い時間を要することにもなってしまうが、
それでも僕は、信念を持ってこういう指導を行っていく。
だってさ、
子どもの中には誰にだって「自立心」というものが存在してる。
たとえ最初は本当に小さくても、
それを大事に育ててあげれば、ちゃんと大きくなっていく。
その成長を、僕らは邪魔してはいけないんだ。
これからの時代、
きっとこの「自立心」は今まで以上に重要なものになっていくだろう。
それを大事に育んでいくことこそが、
「生きる力を育む教育」なのではないだろうか。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!