受験学年ではない生徒たちの話も紹介しておこう。
学年末テストも一段落ついて、ここでもまた、生徒たちの素晴らしい成長ストーリーがある。
まずは一人目。
この子は今回、英語で90点を取った。ちなみに平均点は61点。
平均点の1.5倍って、なかなかすごいよね。
この子は冬休みに、他の塾(そこそこ大手)から転塾してきてくれ子だ。
そこの塾に通ってた時期は成績がみるみる下がっていったらしい。
現に、2学期の期末テストでは、平均51点のテストで「59点」だったから。
これでは、本人も自信を無くすし親も心配になるのは当然だ。
そこで、2学期期末テストの答案用紙を見て、その内容を分析してフィードバック。
そして、2ヶ月間のこちらでの授業を経て、今回の学年末テストで、
プラス30点の90点を見事に取ったということだ。
2ヶ月間でここまでの成果を出せたということは、
この子は元々、「勉強に対する潜在能力」は高いということだ。
となると、僕らがやるべきことは、ただ一つ。
この子の能力をさらに開花させて、これからもこの点数をずっとキープさせてあげることだ。
二人目は、今回、テストの点数をとても暗い表情で報告してくれた子。
もう見るからに悔しさが全身から滲みでていた。
で、点数を聞くと、「81点でした」と。
むむ?
思ってたほどは悪くないぞ?
でも、この子自身はこの点数を非常に不甲斐なく感じていて、
「悔しい。次こそは挽回したい」と心の底から思ってたのだ。
その時、僕は確信したね。
「この子は大丈夫。絶対に伸びる」って。
この点数で悔しいということは、
自分がそれ以上の点数を取れるということをちゃんとイメージできてるということだ。
そして、その目標に向かってちゃんと進むことができている。
だからこその、今回の悔しさだったわけだもんね。
大丈夫、次のテストでは90点、取れるよ。
そのために、こちらも全力でバックアップするから。
ちょっと厳しめのことを言うこともあるかもしれないけど、
それに負けるなよ~!
受験学年に限らず、多くの子たちがこういう成長を見せてくれるのは、
本当に講師冥利につきる。
この仕事をしていて、最もやりがいを感じ、最も幸福感を感じられる瞬間だね。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました。