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【一言言いたい】中学校でやる国語の文法、はたしてどこまで意味ある?

 

 

僕がこんなことを言うのもなんだけど、

 

僕は、国語の文法、いわゆる「口語文法」というものが

 

あまり好きではない。

 

 

というのは、なぜかというと、

 

「ちょっと無理があるんじゃない?」っていうことが多いからだ。

 

あくまでも僕の感覚ではあるのだけれど。

 

 

それでも、用言(動詞・形容詞・形容動詞)の活用くらいまでなら、まだ良い。

 

ここら辺までは、特にモヤッとすることも無く納得できる。

 

 

 

でもさぁ、

 

 

でもだよ?

 

 

助動詞とか助詞とか、ちょっと必要以上に細かすぎないかい?

 

助詞の種類をあそこまで綿密に分ける必要って、あるのか?

 

「わからない」と「楽しくない」の2つの「ない」を区別できる必要って、本当にあるのか?

 

 

 

知識というのは、それが何かの役に立つことで初めてその存在意義があると思うんだけれど、

 

国文法の超細かい、テストの問題だと「難問」に分類されるくらいの知識って、

 

何かの役に立つのだろうか。

 

 

それって、もう「趣味の世界」なんじゃないの?

 

 

 

だから、正直、生徒に教えてても、

 

「ここまで細かくて高度な知識を無理して覚えなくても・・」って思うことが、しょっちゅうある。

 

定期テストに出るのならしかたないけど、

 

それ、この先の北辰テストや入試では、ほぼ確実に必要ないよ?って。

 

 

 

こんな風に考えながら教えるのは良くないってことも分かってるんだけどね。

 

 

でも、そもそも国文法自体が、不安定要素の多い半端な状態のものなんだよ。

 

だから、細かいところまで突き詰めようとすると、どうしても無理が生じてしまう。

 

逆に言えば、それだけ日本語というのは複雑なものだってことなんだろうけど。

 

 

 

だから結局、国文法はどこまでが必要でどこからはさほど必要でないか、

 

その答えは、入試問題や北辰テストを見れば自ずと見えてくる。

 

 

たとえば、文節分けや各文節の役割、そして相互の意味的な関係。

 

単語に関しては、自立語全般と重要助動詞の意味。

 

 

必須なのはこれくらいなんじゃないかな。

 

そしてこれは、国語の問題だけでなく、

 

文章の意味を理解する時にもとても重要な知識になる。

 

 

 

ね?他のところでちゃんと役に立つ知識でしょ?

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!