自学力。
言うまでもなく、子ども達が学力を身につけるために非常に重要な力だ。
自学力。
自分で学ぶ力。
自分で歩み進んでいく力。
しかし、自学力を身につけさせるための指導は、とても難しい。
これは僕自身も日々実感している。
一つ確実に言えることは、
「自学指導≠放任」ってこと。
生徒に自分で学ばせるためにと言って、こちらが何もしない放任は、
それは「指導」ではない。
これは昔、僕自身も失敗してることだ。
放任はNG。かと言って、干渉し過ぎもNG。
程よい距離感を生徒との間に築いていく。
そしてそれは、生徒の成長度合いに合わせて少しずつ変えていく。
「今この子は成長段階のどこに位置しているのか」
この見極めが非常に大事で、
それによって少しずつ変化させていく。
しかも相手は生身の人間。どこでどう変化するかなんて誰も分からない「子どもたち」。
こっちの見極めが間違えてしまうことも、正直、ある。
そうやって、日々トライ&エラーを繰り返しながら、生徒と接していく。
生徒の様子を日々観察する。
生徒の状態を多面的に見る。
ちょっとした変化も見逃さない。
こういうことの積み重ねでしか、自学の指導を行うことは出来ない。
これはとても難しいことなのだと思う。
しかし、だからこそ大きなやりがいを感じられることでもある。
マニュアルなんてものは存在しない。
日々、生徒たちとの真剣勝負だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!