埼玉県公立高校の今年の志願者倍率が確定した。
2月10日の第一次倍率発表の後、
志願先変更を経ての今回の最終倍率。
まあ、例年通り、予想通り、
志願先変更であまり大きな変化はなかったね。
ごくまれに、±20の増減の高校もあるけれど、
本当にまれ。
最も多いのは、大宮高校普通科の「42名減」だけど、
この中にはきっと、
という生徒も含まれてることだろう。
浦和高校の29名減もそうかな。
うむ、我が母校である大宮高校。
まあ、それはそれで名誉なことではある。
それにしても、
志願先変更を終えた時点で、普通か全体で「240名のマイナス」。
これって、なかなか衝撃的な数字じゃない?
みんな私立に流れたってことだよね。
ちょっと複雑な気持ちだ。
さて、これは以前も書いたことだが、
公立高校のほとんどは、倍率が2倍以下だ。
今年度、最終的に2倍を超えたのは、
大宮(理数)、越谷北(理数)、所沢北(理数)、大宮北(理数)の4つのみ。
他は、四捨五入すれば2倍になるところもあるにせよ、
全て1倍台、もしくは1倍以下(つまり、定員割れ)。
たとえば、春日部高校とて、最終倍率は「1.38倍」だ。
これは、全受験者494名のうち、
合格が358名、不合格が136名、ということ。その差は、222名。
この事実を、しっかりと見ておいてほしい。
つまり、
落ちる子よりも受かる子の方が圧倒的に多いんだ、
という事実。
ではそこで何が必要かというと、
「絶対に受かってやる」という意地と、
「自分は今までこれだけやってきた。こんな自分が負けるはずがない。」という自信。
この2つ。
学力的にはほぼ同じの子たちが一堂に会しての勝負なので、
この2つが少しでも強い子が勝つ。
これは僕の30年以上の経験からも絶対だと断言できる。
そして、僕の自慢の春アカ生たちよ。
君たちの努力は僕が保証する。他の子たちに引けを取らないほど、君たちはしっかりとやってきてる。だから、試験当日は今まで積み上げてきたものを全て発揮してくるだけでよい。そうすれば、絶対に大丈夫だから。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!