春日部の塾|春日部アカデミー通信

春日部の塾「春日部アカデミー」塾長福地の何でもブログ

【ここから始まる】成績向上への第一歩を踏み出す

 

 

「成績爆上げ勉強会」の初日終了。

 

 

中学生の子たちには、理科と社会の重要語句暗記に取り組ませた。

 

 

既に元となる教材は渡してあるので、

 

自主的にそれを使って勉強をし始めてる子もチラホラ。

 

 

ただ、まだ正しい方法で出来てない子たちもいるので、

 

今日はそこの指導から始まった。

 

 

 

暗記で一番やっちゃダメなのは、

 

ただ見て覚えようとすること。

 

 

これは大量の暗記には全く向かないし、

 

運よく覚えられたとしても、早ければ1日でそのほとんどを忘れてしまうだろう。

 

 

 

あともう一つ。

 

用語だけをただひたすら書く。

 

たとえば、「承久の乱」が分からなかったから「承久の乱」だけを何度も書く。

 

これも全く意味が無い。

 

 

 

暗記において、もっとも重要かつ有効なのは、

 

「声に出して音読すること」だ。

 

 

音読をすることで、そこに書かれてる内容がより鮮明になる。

 

それが「正しい理解」につながり、覚えるのも楽になる。

 

そして、脳にしっかりと刻み込まれるので、忘れにくくもなる。

 

 

 

だから、今日はまず最初に「声に出して覚えること」を指示したんだ。

 

静かに黙ってやるなよ、と。

 

 

ま、でも、案の定、最初のうちはシーンと静まり返った状態。

 

恥ずかしさもあるんだろうね。

 

それは分からなくもない。

 

 

でも、何度も言い続けたら、少しずつ声が聞こえ始めてきた。

 

まだまだ満足のいくレベルではないけれど、

 

最初に比べたら上出来だ。

 

 

そして、現に、そうなり始めてからの方が暗記のスピードも速くなっていった。

 

これは本人たちも実感してるはず。

 

 

 

 

さて、最後に一つ大事なことを。

 

「こうした方がいいよ」とアドバイスされたことは、

 

まずはそれをやってみること。

 

 

それも「人の話を聴く」ということになるし、

 

それができる子は、確実に成績が上がっていく。

 

 

「はい、わかりました」と言いながら、自己流をやり続けて結局それをしない。

 

これが一番ダメなパターン。

 

 

 

今日の勉強会に参加した子たちは、

 

とりあえず「やってみる」方向に舵を切ることができた。

 

それこそが、成績上昇の確実な第一歩。

 

 

あとはそれを、ずっと継続して習慣とするだけだ。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!