恒例の「三語短文秀逸作品発表会」。
もはや21回目となる。
我ながら、ここまでよく続いてると思う。
でも、見方を変えれば、「まだたったの21回」。
およそ1週間に一度のペースでやっているので、
まだまだ半年にも満たないということだ。
21回目なんて、まだ「始まったばかり」に過ぎないのかも。
では、本題に。
前回から文を作った子の学年を一緒に付けることにした
つもりだったのだけれど、
今回はいつものクセで、準備段階でそれを明記するのを忘れてしまったので、
元の通り、学年の表記は無し。
次回からまた復活させますぅ。
では、まいりましょう。皆さんもぜひ挑戦を!
【お題: 枝葉末節、健在、かいつまんで 】
いつも枝葉末節なことばかり報告してくる部下に「連絡事項はかいつまんで話しなさい」と言ったものの、部下の癖は健在である。
彼の機転の良さは健在で、枝葉末節になっていた課題をかいつまんで説明してくれた。
【お題: 腕利き、欠航、旧式 】
旧式の船が1週間、欠航が続いたので、修理の腕利きが直したら、新型になっていた。
旧式の飛行機での運航予定の便が欠航になった。パイロットの手配ができなかった為だ。その機体は操縦が複雑で、腕利きのいいパイロットしか操縦できないのだ。
【お題: 呆気ない、芋づる式、基盤 】
最近工場の基盤が次々と盗まれている。捜査は難航すると思われたが、カメラや聞き取りで芋づる式に犯人が見つかり、呆気なく御用となった。
基盤ができていない犯罪グループは芋づる式に検挙され、呆気なく逮捕された。
【お題: 半減、黒字、来日 】
コロナ禍によって売り上げが半減したが、今では外国人が多く来日してくるので売り上げは黒字に戻った。
【お題: 十把ひとからげ、保留、盤石 】
保留にしていた仕事を十把ひとからげにせず作業をし、盤石の体制でプレゼンをした。
【お題: 既成、薄弱、他山の石 】
自己主張が弱い山川さんに薄弱者という既成のイメージが定着した今、自分に出来ることとは彼の行いを他山の石にすることだ。
薄弱な言い訳は既成事実の前では勝てないと兄から学び、それが私にとっての他山の石となった。
【お題: 赤字、確実、耳障り 】
物価高騰のニュースを耳障りになるほど聞いていたので売り上げも赤字になると確実視していたがそんなこともなかった。
(パート2へ続く)