一般的なイメージだと、
今の時期の学習塾って、受験も近付いてきてるし、
なんかピリピリした雰囲気で近寄りがたい、
講師も生徒にベッタリと寄り添って補習授業とかもバンバンやって、
なんか忙しそう。
って感じなのかな、きっと。
たしかにそういう塾もあるかもしれないね。
けれど、春日部アカデミーは違う。
受験が近いからと言って生徒にベッタリ寄り添って補習授業、なんてことはしないし、
受験が近いからと言って特別に忙しいということは無い。
忙しいのはいつもだし(笑)
むしろ、受験が近づくにつれて徐々に手放していくのが、春日部アカデミーのやり方。
もちろん個人差はあるけれど、
徐々に自分の力で自走できるようにこちらは手を放していく。
だから、宿題なんかも特に細かくは指定しない。
それでも、春日部アカデミーでここまで授業を受けてきた生徒たちは、
自分の足で勝手にどんどん先に進んでいく。
そういう意味では、受験直前の今の時期は、
こちらはむしろ楽になるのかもしれないな。
けど、これが本来あるべき姿だと思う。
受験をするのは生徒たち自身なんだから、
彼らが自分たちの力で道を切り開いて合格を勝ち取っていかないといけない。
なのに我々が線路をきれいに敷いて、必要なものは全て与えてしまっては、
逆に彼らの力を奪い取ってしまうことになる。
彼らの成長のチャンスを潰してしまうことになる。
こういうやり方で、とりあえず合格はできた子(あえてこのように言っておこう)は、
高校に入った途端に何も出来なくなる。
敷かれたレールの上に乗っかって、全部、もしくは大部分のものを与えられてしまったので、
いざそれが無くなった瞬間に路頭に迷ってしまう。
何をどうしたら良いのか、さっぱり分からない状態だ。
当然、成績も最初から低空飛行。
どこの高校だろうが関係ない。
春日部、大宮、浦和、浦和一女
こういった県内トップ校でも十分にありえる話。
そうなってしまったら、もう、悲劇でしかないよね。
けど、実際にそうなってしまった生徒(春日部アカデミーの生徒じゃないよ)、
残念ながら他塾でそういう指導を受けてきてしまって高校で何も出来なくなってしまった生徒を、
そういう状態で高校部の門を叩いてくれた生徒を
僕は今までに何人も見てきた。
その塾にはその塾のやり方や方針があるだろうから、
それに対して何かを言うつもりは無いけれど、
僕は一人の塾講師として、生徒をそういう目には絶対に合わせたくないと強く思ってる。
うーむ、最初の話からずいぶんとかけ離れた内容になってしまったな。
まとめると、僕は、
生徒たちに「自分の力で学んでいける人になってほしい」と思ってて、
そうなるための指導をしていくのが僕の役目だと思ってる、
ということだ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!