塾をやっている以上、
もちろん、たくさんの生徒に来てほしいという思いはあるし、
毎日毎日、「今日は問い合わせがありますように」って思ってるのはたしか。
これはもう、キレイ事を言ってもしかたのないことで、
僕の本心でもある。
でも、それがこの仕事をやってる目的かと聞かれると、
それは全く違ってて、
「集客第一」、「集客のためなら手段を択ばず」ということではない。
僕がこの仕事をしている目的は、
「勉強を通して子供たちに「生きる力」をつけてほしい」からだ。
フワッとした感じの言い方ではあるけれど、
勉強に日々真剣に取り組ませることによって、知識や思考力をより確実に身につける
その過程、つまり「日々継続」ということを通して、忍耐力や誘惑に負けない力を身につける
成績上位や志望校合格という経験を通して、自らの努力によって大きな成果を手に入れるという経験をさせる
仮に失敗しても、そこから何かを学んで次に生かす
これらのことが全て、社会に出て生きる力につながっていくと思う。
そういう力を子ども達に身につけてほしい。
それが僕がこの仕事をやっている目的であり、
僕の仕事の本質でもあると思ってる。
そして、生徒数はそれが正しく出来ているかどうか、
ちゃんと社会のためになっているかどうか、
単なる独りよがりになってないか、
それを計るための一つの重要なバロメーターなのだ。
もちろん、生徒数が多ければ収入も増えるし、今より少しだけリッチな暮らしが出来るだろう。
キレイ事は言わない、それも仕事へのモチベーションの一つであるのは確かだ。
しかし、そんな私利私欲が全体に占める割合はほんのわずか。
最も大事なのはそこじゃない。
繰り返しになるが、もう一度言う。
僕がこの仕事をしている目的は、「勉強を通して子供たちに「生きる力」をつけてほしい」からだ。
だから、成績上位も志望校合格も、
決してそれがゴールなのではない。
成績を上げておしまい、志望校に合格させておしまい、ではない。
本当に大事なのは、その後だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!