春日部の塾|春日部アカデミー通信

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【あえて失敗をさせる】「生徒のために」を本当に思えばこそ

 

 

ちょっと語弊があるかもしれないけど、

 

僕は生徒たちに失敗を経験させることも大事な仕事だと思ってる。

 

 

もちろん、わざと故意的にそう仕向けるというわけではない。

 

けど、

 

なるべく失敗しないように、

 

できるだけ楽に効率的に、

 

なんて指導はしない。

 

してはいけないとさえ思ってる。

 

そんな風に育てられてきた生徒がその先どうなるかを痛いほど知ってるからだ。

 

 

まずもって、高校に入った後に何も出来なくなる。

 

もちろん成績も地面スレスレの超低空飛行状態。

 

これはもう間違いないと言える。

 

 

他にも、

 

自分の頭で考えられない子、

 

指示されないと何もできない子、

 

自分の考えを言葉で伝えられない子、

 

努力をしない子、

 

何でも他力本願な子、

 

 

そんな子たちを量産してしまうのが

 

生徒たちになるべく失敗をさせない、

 

楽で効率的な道を提示して、そこを歩ませる、

 

という指導なのだ。

 

 

 

意図的に仕組まれた成功体験を積ませる指導、

 

と言ってもいいかもしれない。

 

 

それでも、子ども達は喜ぶだろう。

 

親たちも喜ぶだろう。

 

 

でも、成功体験なんて自分の手で掴み取らない限り、

 

何の意味も無いからね。

 

 

 

だから僕は、生徒たちに失敗をさせることに何の抵抗もない。

 

むしろ、失敗にこそ成長のチャンスがあると思ってる。

 

 

 

塾人としてはちょっと異質かもしれない。

 

でも、僕が塾をやってるのは、

 

生徒たちに本当の意味での「生きる力」、

 

自分の人生を自分で切り開いていける力を身につけさせたいという思いが

 

根底にあるからだから。

 

 

 

以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!