三語短文秀逸作品発表会の15回目。
こちらのパート1に続き、
ここからはパート2。後半です!
【お題: みだりに、魔が差す、負い目 】
運転中の彼に魔が差してみだりに面白い夢の話をし、交通事故にあってしまったので、負い目を感じている。
魔が差してしまい、みだりに彼女に話しかけてしまったため負い目を感じた。
みだりに女子高校生に触れた男性は「魔が差した」と典型的な言い訳を述べた。その後彼は妻子持ちな事が発覚したが、離婚は免れたようで社会にも妻にも負い目が出来てしまった。
【お題: ワースト、つべこべ、台無し 】
自分の人生のやらかしたワーストランキングを母に言ったら、つべこべ言われて考えた時間が台無しになった。
家族旅行で国内ワースト1位の航空会社を選んだ。母が『つべこべ言わずに』といってきたためだ。案の定トラブルで遅延した。せっかくの旅行が台無しになった。
英語が得意な上司に、つべこべ言わず仕事をしろと言われたので、「可愛い顔が台無しですよ☆」と言ったら「You are The worst」と言われた。
【お題: 野心、クレーム、かばう 】
僕は、クレームをつけられている店員をかばってカッコつけるという野心を持っている。
【お題: 食い違う、深刻、計り知れない 】
深刻な話し合いの時にお互い、意見が食い違ってしまった。だが友達の一言で食い違いなんて気にせず話し合いができた。友達の力は計り知れない。
【お題: 防犯、容量、開放 】
頭の容量が小さい彼は、窓を勝手に開けたりしているので、防犯対策もできていないらしい。
【お題: 穏健、優越、飽和 】
かつて穏健だった彼は仕事で成功を続け、優越感が飽和して昔とは変わってしまった。
いつも穏健な雰囲気な彼女だが、今日は「衆議院の優越」と「飽和水蒸気量の計算」がいつまでも分からないとイライラしていた。
【お題: 不可思議、能動的、おぞましい 】
今回起こった能動的に活動するNPO法人事務所のおぞましい強盗事件は、精神疾患を患った犯人が不可思議なことを思いついたのがきっかけだ。
【お題: 没入、象徴、活況 】
まるで現実のような没入感を味わえるVR技術は、近未来を象徴するような業界である。どうやら近年では、この業界の市場は活況を迎えているようだ。
今回はここまで。
今は全員参加ではないし、
残念ながら途中で脱落してしまった子もいるけれど、
ずっと続けてる子は、一人残らず、例外なく、
みんな腕を上げてきてる。
そして、あるとき急にグンと急激に良い文を作れるようになる子もいる。
これは途中で諦めずに継続し続けた人にしか味わえない、最高のギフト。
人はこうやって力を身につけていくのだ。
この経験を一人でも多くの子にしてほしい。
その時の快感を一人でも多くの子に味わってほしい。
何事も、「継続こそ力なり」だ。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!