三語短文秀逸作品発表会の15回目。
今回は、前回の12月22日から1週間弱なので、
前半と後半の2回で済む(笑)
では、早速どうぞ! 皆さんもぜひ挑戦を!
中には、「本当に子どもが書いたの?大人じゃないの?」って思ってしまうような
脱帽級の作品もあるので、乞うご期待!
【お題: 重宝、たゆまぬ、集約する 】
彼女がこの部で重宝されているのは、たゆまぬ努力と、仲間の意見をわかりやすく集約できるからだ。
今までたゆまぬ努力で集約してきたキャリアは将来重宝されるだろう。
たゆまぬ努力で情報を集約する彼女は、会社から重宝されている。
先人のたゆまぬ努力と集約した知能から完成した名品の数々は、いまや現代社会に欠かせないものになっている。
彼のたゆまぬ働きのおかげで意見を集約することが出来た。彼の能力はこの会社で重宝すべきだ。
【お題: ほれぼれする、平然と、不意に 】
不意にペンを落としてしまった。だが隣の優等生が平然と拾ってくれた。僕はほれぼれした。
【お題: 分布、朗報、未知 】
全国に分布する花が咲いたと朗報が入った。だがなぜ、全国に広がったのかはいまだに未知だ。
未知の生物の分布が分かったという朗報を聞いたが、ぼくはそんなに興味がなかった。
【お題: 背後、侮る、知己 】
知己を侮って彼の言葉の背後にある本当の意味を考えなかったら疎遠になった。
私の知己はとてものんびり屋なので、手合わせしても勝てるだろうと彼女を侮っていた。しかし、あっという間に背後をとられ、投げ技を決められてしまった。
私の学生時代からの知己は、後輩から憧れの存在だが、実際は背後で侮られている。
【お題: 否応ない、ネガティブ、愚問 】
否応なしにお酒を飲まされるのはどう思うかという、聞くまでもない愚問に対して、ネガティブな意見を述べた。
彼は後輩にしつこく愚問したり、否応なく仕事させ上司に酷く説教されたため、今までよりネガティブになった。
ネガティブな彼と否応なしにペアを組まされ、愚問ばかりされて退屈であった。
(パート2(後半)へ続く)