今日は個別の授業で中3生に英語の入試問題を解かせた。
普段は講師が担当しているのだが、講習期間中は僕が直接担当することもある。
解かせたのは、高校入試対策用の特訓テキストの中にある、ある県の県立高校の問題。
もちろん、僕はただそれを見守り、最後に短く要点を絞った解説を行っただけ。
春日部アカデミーの入試対策は、何から何まで教えることはしないからね。
それをやると生徒が高校に入った時に何も出来なくなってしまうから。
思えばこの子たち、中3になってから入塾してきた子たちだけど、
入塾当初は基礎がユルユルのスッカスカの状態。
当然成績も伸び悩み。
そんな状態からスタートだったけど、
基礎からしっかりと固め直し、
時間はまだちょっとかかるけど、文章をしっかりと読んで問題を解けるようになり、正解率も上がってきた。
スラリー(スラッシュリーディング)にも挑み始めてる。
今この状態で北辰テストを受けたら、偏差値50台半ばは確実だろうな。
それだって、ワーストの偏差値から10近い伸びだ。
そして、彼らはこの後確実に加速度的に成長を見せてくれるはずだ。
今までもずっとそうだ。
春アカの生徒は、ここから爆裂的な成長をいつも見せてくれてきた。
無駄に難しい難問には一切手を付けず、
徹底的に「基礎の反復練習」という「種まき」をずっとしてきた。
その芽がようやく出始めるのがこの時期からなのだ。
しかも、こちらはあえて、手取り足取りのべったり指導はしていない。
まさに、渾身の力を振り絞ってサナギから成虫に羽化しようとする蝶のように、
自分の力で羽化させ、自分の力で羽ばたかせていく。
だから、一度芽が出始めたら、あとは速いし確実なのだ。
ちょうど明日からは、「冬の24時間耐久レース」も始まる。
彼らが自分の力で自在に空を飛べるように、
僕たちはそれを後押しし続けていく。
あえて必要最低限なことしか指導せず、
適度な距離感を保ちながら。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!