市内の中学校は今日から冬休み。
ここから数日間、「学校」という超強力な拘束から解き放たれる。
部活があるとは言っても朝早くから夜遅くまでではないし、
ましてや中3生は、部活すらない。
さあ、今日から毎日長時間勉強だ!
ってなれば理想的だけど、
まあ、なかなかそうはいかない現実もあるよね、きっと。
やってる子にとっては別に特別なことではなくて、
ごく当たり前のことなんだけれどね。
周りの子たちはやってるんだから、自分もやらないとダメでしょ、
という話は、いったん脇に置いとこう。
そんな風に言うつもりはないし、
もし僕がそれを言われたら、絶対に超イヤな気持ちになるから。
「そんなこと分かってる!っちゅうねん」って、きっと思う。
そんなこと分かってる。
そう、頭では分かってる。
でも、面倒くさいんだよね。
やってもどうせ楽しくないだろうし、他にもっと楽しいことがあるって思っちゃうだろうし。
うん、たしかにそうだ。
最初はみんな、そう思う。
今、普通に長時間勉強ができてる子たちも
全員とは言わないけど、みんな最初はそう思ってたはずだ。
でも、どこかのタイミングでその思いを断ち切り、
面倒くさいけどしかたないか、と、どこかで割り切り、
日々の勉強を一歩ずつ進めていく。
そうするとね、不思議なことに、それがだんだんと自然になってくるんだよ。
やることが当たり前になってくる。
当たり前だから、それほど苦でもなくなってくる。
しかも、やっていくうちに、
今まで知らなかったことを、知れるようになる。
今まで分からなかったことが、分かるようになる。
今まで出来なかったことが、出来るようになる。
これって、どうよ。
楽しくね?
しかも、この楽しさを得るために特別な能力とかは一切必要ないなんて、
どんだけ最高なんだよ、って話でしょ。
そして、極めつけはこれ。
この境地に達することが出来た人が、成績上位とか志望校合格とか、
望む未来をどんどん実現させていく。
ここまで来たらもう、やらない理由なんて無いんじゃない?
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!