最近は以前よりも少し下火になってきたような感じもするけど、
春日部は中学校の部活か異様なまでに盛ん。
中には、夜の7時過ぎまで練習なんて部活もあるようだ。
しかも、土日もほとんど練習でつぶれる。
他の地域もそうなのかもしれないけれど、
知らないことはここには書けないので、
とりあえず僕が知ってる春日部に限定。
いやね、気持ちは分からなくもないんですよ。
部活で、より上位の成績を収めさせてあげたい。
部活を通しても多くのことを学べる。
ですよね?
けど、
たとえば、部活で上位の成績を収めさせてあげたいからと言って、
彼らの時間を必要以上に拘束してしまうのはどうなんでしょう。
全ての生徒たちが自発的に「そうしたい」と思ってるのならいいですが、
早く帰りたい子もいるんじゃないかな~。
そして、部活を通しても多くのことを学べるのも、たしかにそうです。
僕自身も、高校時代は相当部活に熱中してました。
もちろん、自らの意思でね。
でも、それによって「勉強から学べること」を犠牲にしてしまうわけには
いかんでしょう。
「学生の本分は勉強」なんて大仰な話ではなく、
どちらの方が彼ら子供たちの将来にとって必要か、という話ね。
部活をやるなとは言わない。
でも、やる以上は勉強との両立は必須。
大人である以上、ましてや「教育者」の立場である以上、
この部分もちゃんとフォローしてあげる責任があると、
僕は思うんですが、どうでしょう。
しかも相手は、まだほんの十代の子供たち。
大人と違って人生経験も少ないから、
大人の常識で考えるのではなく、彼らの常識で考えてあげなくてはいけない。
大人の都合のいいエゴや都合のいい解釈だけで
彼らの人生を左右させてしまってはいかんでしょう。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!