三語短文秀逸作品発表会の14回目。
こちらのパート4に続き、
ここからはパート5。ラストです!
【お題: 重圧、言いよどむ、過酷な 】
「原稿は見ずに発表しなさい。」と先輩から重圧をかけられ、一生懸命に暗記したが、本番で言いよどんでしまった。その後、先輩から過酷な説教をうけた。
とある進学塾では、両親たちの重圧に潰されそうになりながら過酷な英会話合宿に向かう生徒の姿があった。本来減っていくはずの言いよどみは何故か日に日に増えている。
教室内の過酷な重圧に耐えられず、スピーチが言い淀んでしまった。
過酷な労働環境を改善して欲しいと訴えたかったが上司の重圧に負け言いよどんだ。
【お題: 急激な、ひときわ、うるおい 】
遠くからでもひときわ目立つ雲がこっちに急激に接近し、雨を降らせた。あたりはうるおった。
【お題: とてつもない、またたく間に、そそくさと 】
スポーツカーがとてつもないスピードで目の前をまたたく間に通り過ぎたので、気になった僕はそそくさとコンビニを出て見てみた。
【お題: 丹念に、こだわる、いつになく 】
洗車にこだわり、普段よりも丹念に洗ったら、納車以来、いつにないくらい綺麗になった。
いつもうるさい男子が丹念に磨き方もこだわって泥団子を作っていた。後日いつになく静かで理由を聞いたら泥団子が割れたらしい。
【お題: 逸する、面目ない、自暴自棄 】
自暴自棄になり、契約樹立の好機を逸してしまったことは面目ない。
あまりに常軌を逸した重労働の結果、自暴自棄になって暴飲暴食を繰り返してしまった。勝手に会社で休みを取ってしまうなど本当に面目ない。
自分が自暴自棄になったせいで好機を逸してしまい、面目ない。
【お題: 逐一、払拭、叱責 】
悪い企業イメージを払拭するために行われた企業改革では、社員たちに報連相や逐一報告することを徹底的に教えこんだ。また、真面目に業務をこなさない社員を厳しく叱責した。
仕事の進捗状況を逐一報告しなかったことで上司に叱責されたので、これからは汚名を払拭するために報連相を意識しようと思った。
【お題: 支離滅裂、喚起、錯綜 】
近年注意喚起がされている支離滅裂な詐欺メールの仕組みが発覚した。あの文書は複数の論文からランダムに混ぜられたものだったので、情報が錯綜していたために意味不明だったのだ。
今回はここまで。
語数は既に600超え。
残念ながら途中脱落者も何人かいるけれど、
ずっと続けてる子にとっては、この積み重ねはとても貴重なものだ。
中には、この記事でも紹介したように、
プロのライターなのか?と思わせるような文章を書ける子も出てきた。
いつも本当に思うけど、
やっぱり「継続の力」は素晴らしい。
これに勝てるものって、無いんじゃなかろうか。
以上、春日部アカデミーから福地がお届けしました!