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昨日、NHKの今年の大河ドラマ、「光る君へ」が最終回を迎えた。
ラストのシーンは、僕にとっては印象深いものだった。
お供の従者を連れて方々を旅する紫式部。
そこに、数名の武士たちが馬に乗って通りかかる。
その武士が言うには、
「東方で争いごとが始まった」と。
そして、最後、
紫式部の「嵐が来るわ」のセリフで終わる。
これから始まる戦乱の世を予言した言葉だろうか。
戦乱とは無縁だった。
しかしその後、平安時代の後半になると、
源氏と平家の争いの時代となり、
やがて武士が政権を握る時代となる。
そうか、藤原道長はこの国の平和をずっと守り続けたとも言えるのか。
去年の「どうする家康」も、長きにわたった戦乱の世に終わらせ、
日本に再び平和をもたらした徳川家康の話。
これはもしや、「平和の尊さを広く世に伝える」という
NHKからの裏メッセージだろうか。
江戸時代中期の話なので、また全く異なる時代背景だが、
どういうストーリーになるのだろう。
今から楽しみだ。