春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
三語短文秀逸作品発表会の13回目。
こちらのパート3に続き、
ここからはパート4。
【お題: 貯金、顔から火が出る、立ち去る 】
貯金が尽きた息子がコンビニ強盗をし、お金を取って立ち去った。ニュースを見て親の私は顔から火が出た。
「貯金っていくらくらい持ってる?」とAくんが聞いたら、Bくんは「100円くらい。」と言って、顔から火が出ていた。Bくんは、静かに立ち去って行った。
【お題: 非の打ち所がない、あじけない、とまどう 】
彼はいつも非の打ち所がないくらい面白いが、今日はあじけない事ばっかり言っていた。みんなとまどった。
【お題: 前例、自業自得、分配 】
彼は前例のない計算を分配法則を使って挑戦したが失敗した。周りから批判された。そりゃあ、間違った計算をしていたので自業自得だ。
【お題: 終生、機敏、猶予 】
刑の猶予期間に機敏に事務処理を行ってくれた彼には終生この恩を忘れない
いつも堅苦しいスーツを着て、機敏な動きをする終生の友は、交通違反によって執行猶予付きの判決が下されてしまった。
【お題: メタ認知、断念、却下 】
メタ認知能力を高めるために塾に行きたいと母に提案したが、却下されたため断念した。
来年、メタ認知に関する哲学書を出版する予定だったのだが、残念ながら出版社の会議で却下されてしまったので、泣く泣く出版を断念した。
メタ認知が高いからこそ、自分は提案を却下されたら直ぐに発言を断念してしまうような臆病な人間だということを知っている。
【お題: 主観、断言、自明の理 】
私は、主観だけで発言すると誤解を生むのは自明の理だと断言する。
成績や評価には個人の主観が関係しているという事実は自明の理であると、ある先生は断言した。
自明の理だと思って説明を省くと、それが実は私の主観で常識ではなかったということが何度もあるので、これからは曖昧なところは断言して説明ようと思った。
【お題: 首尾よく、抵抗、衰退 】
首尾よく町おこしをするつもりだったが、観光者に街を荒らされたくないと抵抗する人が多かったため、町は衰退していった。
今回はここまで。
やり始めからカウントすると、
語数は既に600に近づいてる。
腕を上げてる子は本当に上げてきていて、
既に一つの「作品」と言える域まで達している子もいる。
そして、毎日その作品が届くのを楽しみにしてる自分がいる。
ああ、やはり、「継続の力」って素晴らしい。