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【英会話スクールではなく】「学習塾」で英語を学ぶ意味

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日本人が学校以外で英語を学ぶといったら、

 

「塾・予備校」か「英会話スクール」、

 

大きく分けてこの2つになるだろう。

 

 

 

この2つは、目的が大きく異なっている。

 

 

「英会話スクール」は、その名の通り、「英語で会話が出来るようになる」のが目的。

 

最近は、文法指導やライティング指導もするところが増えてきてるらしいが、

 

根底にある目的は変わらないはずだ。

 

 

一方、「塾・予備校」は、

 

学校で学ぶ「英語」という教科の成績を上げ、

 

志望校への合格を高確率で達成させることが目的だ。

 

 

 

春日部アカデミーは「学習塾」である。

 

だから、当然のことながら、後者の目的で英語の指導をしている。

 

 

「話せる」よりも前に、英語の学力をしっかりと身につけさせ、

 

英語の成績を上げることが僕たちの役割であり、使命である。

 

 

 

 

今の学習指導要領に変わる少し前から、

 

「英語4技能」という言葉を毎日のように目にするようになった。

 

しかし、その真意は「話せるようになろう」ということであった。

 

 

その結果、何が起こったか。

 

 

「英語4技能」という言葉に踊らされ、

 

その土台となる知識を(言葉は悪いが)軽視して、小中学生への英語指導が行われてきた結果。

 

 

 

英語ができない、わからない、嫌い、という生徒を

 

大量生産してしまってはいないだろうか。

 

 

北辰テストの平均点も、ずっと40点前後のままだ。100点満点のテストで、である。

 

 

 

もしこの状態が、今後もずっと続いていくのだとしたら、

 

「話せる」より以前に、「難しい、わからない、だから英語なんてやらない」という生徒が

 

ますます増えていき、

 

日本人はますます、英語ができない国民になってしまうのではないか。

 

 

 

 

繰り返しになるが、

 

僕たち学習塾の役割は、

 

まず、学校の英語の成績を上げることだ。

 

 

しかしその根底にあるのは、

 

「英語はカンタン、できる、楽しい、だからもっとやりたい」という生徒を

 

一人でも多く増やすことである。

 

 

 

たった数年間、1週間に数時間の授業だけで、英語がスラスラと話せるようになるのは、

 

申し訳ないが「幻想」と言わせてもらう。

 

 

そんなに簡単なことではない。もっともっと多くの時間が必要だ。

 

 

 

僕たちがやらなくてはいけないことは、

 

子どもたちにずっと「英語って楽しいね」と思い続けてもらうこと。

 

その好奇心の火を消してしまわないこと。

 

 

それに尽きる。