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昔からよく言われていることだが、
勉強する時は手を動かそう。
手を動かさずして知識が身につくことはない。
よって、当然、成績が上がることもない。
実は、成績が上がらない子ほど、手を動かしてない。
ただ、ずっと見てるだけ。
声が出てるのならまだ良い方だが、
声も出さずに、ただずっと一点を見ている。
そういう子に、「何してるの?」と聞くと、
ほとんどの子は、「考えてます」とか「覚えてます」と答える。
うーむ・・。。
うーーーむ・・・。。。
困ったものだ。
実はそれ、
考えてる「つもり」、覚えてる「つもり」、なだけだ。
もしくは、「これ、難しいな」と「感じてる」だけ。
人間の脳は、優秀な部分はもちろんあるけど、
こと「覚える」ということに関しては、かなり出来の悪いポンコツなんだ。
だから、「ただ見てるだけ」で覚えられるなんてことは、
ごく一握りの「超天才」にしかできない芸当だし、
「考える」にしても、ただ頭の中で、限られた知識をグルグル回転させてるだけでは、
同じところの堂々巡り。何も答えなんか出てこない。
だからね、「書く」んだよ。
まずは「書く」、とにかく「書いてみる」んだ。
人間は、「文字」を発明したことによって、飛躍的に文明を発展させてきた。
「文字」というのは、それだけ莫大なパワーを持っている。
その恩恵を被らずに勉強が出来るようになるというのは、
所詮無理な話。無理ゲーだ。
もちろん、スマホの画面に親指一本で文字入力、ではないよ。
ちゃんとその手をペンや鉛筆、シャープペンシルを握って、
文字を「書いて」いくんだ。