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「勉強体力」とか「学習体力」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
要するに、集中して勉強に取り組むためのスタミナ、である。
当たり前のことだが、
この力がある子は、集中して勉強に取り組める時間が長いので、
必然的に勉強が出来るようになり、成績が上がっていく。
スポーツなどでも、基礎体力が無いと上達するのは難しいのと同じように、
この「勉強体力」が無ければ、勉強が出来るようになる(=上達する)のは難しい。
それだけ、この「勉強体力」は必要なものだ。
では、この体力はどうやって身につけていくか。
運動の体力もそうであるように、
最初から勉強体力がガッツリと身についている子なんて、一人もいない。
体力をつけるために日々の運動をするように、
勉強体力を身につけるためには、日々の学習を積み上げていくことが、
一番確実な方法で、一番の近道だ。
近道と言っても、そんなにすぐに身につくものではないよ?
運動の体力だって、半年とか1年とか、長い時間をかけることで初めてついてくるものでしょ?
しかも、いい加減な気持ちで、ただダラダラとやっていては、身につくものも身につかない。
チンタラチンタラ、いくらランニングをしていても、
体力なんて絶対に身につくわけないのと一緒。
毎日毎日、当たり前のように、やる。
勉強なんて別に特別なことと思わずに、とにかく、やる。
やり続ける。継続する。
結局、成績を上げるための最もベースとなる方法は、
これしかない。継続し続けるしかないのである。
細かいノウハウ的な話は、その後だ。