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【R06・第5回北辰テスト(9/29実施)】福地的、問題の分析と講評<理科>

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福地@春アカ塾長による、第5回北辰テストの超個人的分析と講評。

 

社会に続き、

 

k-acdm.jp

 

 

4教科目は理科。

 

 

早速まいります。

 

 

 

【大問1】

 

小問集合。基本的知識を問う問題のオンパレード。

 

語句を答えさせる問題は、なんだかまるでクイズ問題を解いてるような感覚になる。

 

問8は、光の屈折の原理を正しく理解してないといけないけど、それだって基礎的事項にはかわりない。

 

 

【大問2】

 

「地層」の問題。ちょっと難しめの問題も含まれてた。

 

問1と問2は基本的知識の問題だからいいとして、

 

問3は、(i)は、1つだけ凝灰岩の下にあることに注目。

 

(ii)は、海の深さの上下と海岸からの距離の相関関係を、そこに滞積する岩の種類と絡めて理解してないといけない

 

問4は、化石と年代の関係は、もう必須の知識として覚えておくしかないね。

 

問5は、慣れてないと全く右も左も分からない状態になる問題だけど、基本的な考え方は1つなので、それを元に練習をしておこう。中堅校以上を狙う子は絶対に。

 

 

【大問3】

 

細胞分裂と生殖の問題。毎年、この回の北辰で初めて出題されるところ。

 

ただ、遺伝の法則のようなところまでは出題されず、

 

細胞分裂の基本的な内容のみ。

 

このあたりは将来的に、大問1の小問集合でも出される可能性が高いので、

 

正しい知識をしっかりと身につけておこう。

 

 

【大問4】

 

水溶液や質量パーセント濃度の内容。

 

偶然だが、ちょうど今、中1がこの内容を学習しており、今回の中間テストの範囲になっている。

 

計算問題が2つあるが、

 

問3の方は、単純な引き算で答えが出せる。「どういうことなのか」までちゃんと理解しながら勉強していれば、特に難しくはない。

 

問5の方は、ちょっと手が込んでるね。考え方が分かったとしても、答えを出すまでに少し時間がかかりそう。

これは、後回しにすべき問題かもしれないね。

 

 

【大問5】

 

電流の発熱の問題。

 

問3までは、計算問題も含めて基本的なことを聞いてきてる。

 

計算だから、答えを出すまでに少し時間はかかるけども。

 

 

問4も、基本的な事柄の組み合わせだけれども、

 

それが何重にも絡み合ってるから、時間はかなり取られるだろう。

 

ただ、考えさせる良い問題なので、本番で解けなかった人ももう一度解いてみてほしい。

 

上位校狙いの子は絶対だね。(ま、もうやってるとは思うけど。)

 

 

 

以上が理科について。

 

 

難易度のバランスはとても良いと言える。

 

よって、大事なことは、

 

 

まず、基礎がしっかりと固まっていること。

 

そして、その問題を見て「すぐに答えが出せそうか、それとも時間がかかりそうか」を瞬時に判断する目を

 

日々の練習問題を通して養っておくこと。

 

 

高得点を取るため日必要なことは、この2つだ。

 

もちろんこれは今回に限って言えることではなく、

 

今後の北辰や入試についても共通して言えることだ。

 

 

 

ということは?

 

 

やるべきことは、もう見えてきたよね?