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9月の東部地区テストの福地的分析と講評。
4つめの理科に続き、
最後は「英語」で締めくくろう。
まず平均点は、46.8点。
さすがに、9月の北辰の「38点」ほどではなかったか。
まあ、あれが異常だったからね。
早速、問題ごとに見ていこう。
大問1のリスニングは音源が入手できないので省略して、大問2から。
【大問2】
A、B、Cに入れる単語は、どれも基本単語。
というか、日頃勉強していれば何度も目にし、書いてるはずのもの。
Dのifを使う文も、教科書の基本文レベルだし、
Eに関しても、語群が与えられてる以上、
書き出しは She will be happy / interested / excited しか無いよね、という感じ。
【大問3】
長文の内容は「介助犬」。
まずはこの「介助犬」というものをどれくらい知っているかで、読みやすさが変わってくる。
最近少しずつ話題になってきてるけどね。
問題の方は、どれをとっても特に難しいものは無し。
日頃から基礎を固める練習を丹念に積み上げていけば、サササッと解き進められたはず。
たとえば、問2の適文補充にしても、正解以外の場所に入れたら明らかにおかしいし、
問4の英問英答も、ほぼ正解に近い形で文章中に書かれてる。
大問2もそうだけど、この大問3も、
上位校狙いの子は全問正解が必須だね。
【大問4】
おなじみの超長文。ただ、決して読みづらい感じはなく、
ちゃんと練習を重ねている子はスラスラと読み進めていけたと思う。
設問に関して、
まず問1は、日本語で答える問題だし、秒で答えを探し当てられるでしょう。
問2、問3は、文章(会話文)の内容をほぼそのまま問題に出してる感じ。
問4の語句整序(和文なし)は、単語を見て「あ!受動態だ!」と見抜ければ一発。
問5は、焦らなければ間違える余地は無し。
問6は、素直に考えればOK。考えすぎは逆にNG。
問7は、「10時より前に寝なきゃ」と言ってることが想像できれば余裕。
【大問5】
短い文章と簡単なライティングの問題。
問1と問2の内容理解の問題は、文章自体も難解ではないので、スムーズに解ける問題。
問3のライティングは、これこそ、日頃からの練習の成果の見せ所だ。
まずは日本語で文章を考え、それを英語にする。
これが短時間で出来るかどうかは、ここまでにどれだけ練習をしたか、その「量」にかかってる。
以上が英語の簡単な講評と分析。
毎度同じことを言うことになるが、
英語は「時間との戦い」だ。
文章を1つ1つじっくりと読んでる時間は無い。
だからこそ、日頃から英文を丁寧に読み、少しずつそのスピードを上げていく練習が必要になる。
これは、短期間で身につくことではないよ。
十分に時間をかけていかなくてはいけないんだ。
でも大丈夫。
春日部アカデミーの生徒たちは、みんな着実に進歩して、
確実に出来るようになってるから。
「焦らず、地道に、コツコツと」
これさえできれば、恐れるものなんて何もないよ。