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【R06・9月度北辰テスト】福地的、問題の分析と講評<国語>

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先日の日曜日(9/1)に行われた今年度第4回目の北辰テスト。

 

今さら感も少々あるけど、少なくても春日部市内の塾の先生たちはこれについてブログ等で触れてないので、

 

僕なりに感じたことを「分析と講評」という形でまとめていきたいと思う。

 

長くなっても読むのが大変になるだけなので、あっさりと短めにね。

 

 

ではまず、国語から。

 

 

 

【大問1】

 

文章は、スマホの学校外使用を禁じてる校則に異を唱えた「校則見直し隊」の話。

 

なじみ深い話題だったので、文章に書かれているシーンが脳内で簡単に映像化できたのではないか。

 

最後は生徒たちが大人たちを動かすという結末だったが、個人的にはとても感慨深いものだった。

 

まさに「言葉の力で(小さいけれど)社会を動かす」というのを体現した主人公の子に拍手を送りたい。

 

問題の方も、ひねったものは無く、文章中から答えのカギとなる部分が見つけやすかったと思う。

 

上位校狙いの子は、ここは満点通過で行きたいところ。

 

 

【大問2】

 

漢字の読みの問題は、今回もなかなか手強い。

 

「均衡」はまだしも、「綱紀」なんて、生まれて初めて聞いたという子もいるのではないか。

 

「欺く」は、意味は何となくイメージできても読み方で戸惑ったという子が一定数いただろう。

 

慣用句は「焼け石に水」が正解だったけど、選択肢の他の言葉も全て知っておくべきものばかり。

 

他の問題は、いつも通りな感じ。

 

 

【大問3】

 

「経験法則」というものが主題の文章だったが、具体例が突如として出てきたり、他にも枝葉的な内容が随所にちりばめられているので、ちょっと分かりづらい印象を持った子も多いのではないか。

 

こうなると、問題を解くのもちょっと大変になる。

 

さらに、最後の問4は、問題のカギとなる部分を見つけるのもやや難しめ。「○○という言葉を使って」と指定された言葉を手掛かりに探していくという練習の成果が試されるところ。

 

全体的に、ここの問題の正答率はあまり高くないかもしれない。

 

 

【大問4】

 

定番の古文。口語訳(現代語訳)を手掛かりに読み進めれば、内容の脳内映像化もやりやすかったはず。

 

ここも、上位校狙いの子は、ここは満点通過が必須と言えるだろう。

 

 

【大問5】

 

今回のお題は「二酸化炭素の排出量を減らすためにできること」。

 

最近は何かにつけてこれについて考えさせられることが多いから、「何をどう書くか」で困ることはなかっただろう。

 

 

 

以上、国語はこんな感じ。

 

この後、教科ごとに書いていくので乞うご期待!