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生徒を叱る時に心がけていることがある。
それは、「最初は笑顔で叱ること」。
時には相手がクスっとしてしまうような冗談を交えながら。
叱る内容や、その子のそれまでの叱られ履歴によっては、笑顔一切なしのことも当然あるけど、
最初はできるだけ笑顔で始めるように心がけている。
目的は、相手の心を閉じさせないようにするためだ。
こちらがどんなに真剣に何かを伝えようとしても、
相手の心が閉じたままだと何も届かない。
そうなると、こちらも徐々に「怒り」の感情が湧き上がってくる。
場の空気も悪くなってくる。
叱られた側も、ただ「叱られた」という負の感情しか残らなくなる。
それは、お互いにとって良くないことだ。
だから、少しでも心をほぐし、心を閉ざしてしまわないために、
最初は「笑顔」で話し始めるようにしている。
そして、相手の表情やこちらからの受け答えを見て、「言葉がちゃんと届いてるな」と確認できたら、
真剣な表情に変化させる。
と言ってもね、
「仏の顔も三度まで」という言葉もあるように、
何度も同じことで叱られてしまってる子に対しては、
こちらも容赦なく雷を落とすからね。
この雷は相当強烈だから、覚悟しておいた方がいいよ(笑)
もちろん、落とした雷の後処理もちゃんとする。
落としっぱなしには絶対にしない。
雷を落としたら、落としたものの責任として、
「でも俺は、お前は絶対に大丈夫だって信じてる」というメッセージを発して終わる。
これは絶対に、欠かしてはいけないことだ。