春日部の塾、春日部アカデミーのブログ「春日部アカデミー通信」へようこそ!
ブログを書いてる時とか特にそう思うんだけど、
僕は語彙力が貧弱だなってつくづく思う。
塾講師である以上、ある程度の言葉は知ってるし、
難しめの言葉なんかも知ってる方だと思うだけど、
なんか、こう、
的を射てないというか、突き刺さらないというか、
自分で書いていて物足りなさを感じることも少なくない。
言葉というより「表現力」や「発想力」の問題なのかもしれないけど。
だから、色々な塾の、それこそ昨日のブログで紹介した塾長さんたちのブログを読んだり、
もっと視野を広げて、お笑い芸人のトークなんかもたまに見ていろいろと勉強してるんだけど、
どうもこう、自分にしっくりこない。
なんてことを、今日の出勤途中の車の中で考えてた時に、
ふと思ったんだ。
それって、
その言葉や表現力がまだ自分のものになり切ってない。
言ってみれば、「借り物の言葉」なんだからじゃないかって。
そう考えたらストンと腑に落ちた。
そして同時に思った。
これって、勉強でも同じことが言えるんじゃないか?って。
新しいことを学ぶ時、まずそこに出てくる「言葉」になじみがないということが頻繁にある。
教える側としては、それを出来るだけかみ砕いて伝えるけれど、
それが上手くなかったり、ましてや自分でそれを学ぶ時って、
まず「言葉」でつまずく。そこで足踏みしてしまってなかなか先に進めない。
もしそこで、無理やりにでも先に進もうとしても、
どこかでもっと大きな壁にぶち当たる。
それって、まだその言葉が「借り物である」って状態ってことだよね?
だから、まず「借り物」であるその言葉を「自分のもの」にしなくてはいけない。
そのために必要なことは何か。
一つは、分かりやすくかみ砕いて教えてくれる人に教えてもらうこと。
そしてもう一つは、何度も問題を解いたりしてその言葉を自分に馴染ませていくことだ。
この2つは、どちらも塾が果たすべき大きな使命でもある。