今日(8月12日)は祝日だったのか。知らなかった。
何の日? ん? 山の日の振替休日?
へ~
しかも、世間は「お盆」なのか。
まあ、自分には全く関係の話だ。
生徒たちに、「日々の努力が大切。この夏の頑張りが大切」とか言っておきながら、
塾長である自分が長閑にお休みなんか取ってる場合じゃないからね。
実際、休んでる暇なんて無いし。
ところで最近、興味深い記事を読んだ。
これ
結構な分量の記事だけど、
要するに、文章の読み方の問題。
「キーワード読み」
たしかにそういう傾向、最近の子供たちには多いなと肌で感じる。
時にそういう読み方もしなくてはいけない場面もあるかもしれないが、
それは、基本の読み方が確立されて初めて許されること。
まだ基礎が確立されてない段階で「必要な情報だけをピックアップする」という読み方をしてしまうと、
とんでもないことが起こる、ということだ。
だから、早い段階から「正しい読み方」を時間をかけて練習していく必要があるわけだね。
それともう一つ、「動画の視聴で学力低下が懸念される」ということ。
該当の部分を引用すると、次の通り。
「パソコンやSNSが発達した社会で伸びる能力もあるが、一方で退化するものもある。決めつけは良くないが、例えば紙の本を読む時とスマホの画面で動画を見ている時の脳波の状況を確認すると、スマホを見ている時の方が、明らかに前頭葉という計算能力などを司るところの活動量が減っている。紙の方が圧倒的に活発になる。計算も自分で鉛筆を持っている時の方が圧倒的だと、データとして出ている」と、従来の学び方を推奨した。
これ、「推奨した」というのは成田修造さんという起業家・投資家の人らしい。
これも大いに納得できる。
春アカでも映像授業を取り入れているけど、
やはりそれだけに頼るのは良くない、ということだ。
最後はやっぱり、自分の脳ミソ、自分の前頭葉をちゃんと使わないといけない。
逆に言えば、それが出来れば映像授業に頼る必要もない、とも言える。
そして、それよりも問題なのは、
スマホで簡単に見られるくだらない(とあえて言わせてもらう)動画だろう。
これは本当に、子供たちにとって有害以外の何物でもない。
「猛毒」と言ってもいいかもしれないし、
とある個人塾の塾長さんは、「スマホは覚せい剤と一緒」とまで言い切ってる。
興味がある人は、こちらの記事もぜひ読んでみてほしい。
これだけ技術が発達してる今の時代、
その技術を正しく使っていかないと、本当に人類の危機が訪れる。
だって、人間が人間たるゆえんである「前頭葉」を使わなくなっていってしまうんだから。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」ってチコちゃんに叱られるよ、
なんて冗談を言ってられるうちに、本気で何とかしなくては。
そうしないと、人間として生きていけなくなってしまう。
もしかしたら、毎日スマホに没頭している日々を送っている小中高生は、
それに着実に向かっていってるかもしれないよ。
脅しではなく、まじで。