北辰模試1回目の解説授業が終わった。
ただ実際、「解説授業」という名前は冠しているが、
問題の解説はほとんどしない。
長々と解説をしたところで、一度で消化できる量じゃないからね。
そんなことをしても、お互いにとって苦痛な時間になってしまうだけだ。
だから授業では、問題の解き方よりももっと大切なことを話していく。
時間配分のこと、
限られた時間の中で最大の成果を出すために必要なこと、
難問や捨て問をかぎ分ける嗅覚の磨き方、
などなど。
そして、こういった話を、1回だけで彼らの頭と体に全てを染み込ませるのは無理なので、
これから何度もしていくことになる。
北辰模試解説も今年度あと4回あるし、24時間耐久レースもあるし。
それ以外にも、話す機会は山ほどある。
それらを駆使して、テストで点を取るために必要なことを全て
彼らの頭と体に染み込ませ、馴染ませていく。
あとね、一つ思ったことがある。
話を聞くときの態度、姿勢が、生徒によって実に様々だ。
今日はそれを観察させてもらうにとどめたけど、
いろいろ、いろいろ、い~ろい~ろ、分かってきたよ~。
普段、個別指導が中心だと、こういう指導をなかなかしてあげられないんだけれど、
大丈夫、これからちゃんと指導していくからね。
「話の聴き方」をちゃんと正しく指導していく時期が、
今年もようやくやってまいりました。