こういうニュースを見ると、悲しさと怒りが入り混じった感情になる。
明らかにこの教師(部活の顧問?)は生徒への接し方を間違えている。
子供たちと接する仕事には就いてはいけない類の人だ。
「厳しい指導」というのを大きく勘違いしてしまうから、こんなことになる。
実際のところ、自分も生徒を叱る時はめちゃくちゃ厳しいし、
その場面だけを切り取られたら、たぶん炎上案件だろう。
それくらいのことを言っている自覚はある。
けれど、叱る時に常に心がけて必ず行ってることがある。
それは、
その子の良いところを最後に必ず伝えてあげる
ということ。
ちゃんと言葉にして。
でも、伝えるときのテンションは叱ってる時と一緒。
決して優しい口調にはしない。
終始同じテンションで、
「お前にはこんなに良いところがあるんだから、ちゃんとやれば絶対にできないわけなんてない」
というメッセージを伝える。
そうすることで初めて、相手の心を響かせることが出来ると思ってるからね。
なんでそんなことが出来るかと言うと、
それは、相手のことを信じてるから。
自分は、春アカに通ってる子は今よりも絶対に良くなるって、信じて疑ってない。
だから、厳しくするところは厳しくしなくてはいけないと思ってる。
あともう一つ、これもすごく注意してることは、
当たり前のことだけど、
誰に対しても平等である、ということ。
どの子に対しても、叱る時は叱るし、褒めるときは褒める。
当たり前のことだけど、意外とこれができてない大人も多いのかな、とも思う。
現に、件の教師(↑)もどうやらそれが出来ていなかったようだし。
厳しくすべき時は厳しく接することはもちろん大切だけど、
その根底には、誰に対しても平等な愛と信頼が無いといけない。
それが基本でしょ。