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【理解できたからOKじゃないよ】本当に大事なのは「その先」だよ

 

このブログにももう何回も書いてるかもしれないけど、

 

とても重要なことなので、もう一度書いておこうと思う。

 

 

 

テストで確実に点を取り、成績を上げるための鉄則。

 

 

 

 

それは、

 

 

 

一度理解できたからといって、そこで安心してはいけない

 

ということ。

 

 

 

理解しただけだけの状態では、それがテストに出された時に正解できる保証はどこにもない。

 

 

テストは、非日常な環境。

 

緊張する。

 

疲れる。

 

時間制限がある。

 

そういう状況の中で問題を解かなくてはいけない。

 

 

「あの時は解けたのに」っていう問題が解けないことだって、ざらにある。

 

 

それに、そもそもたった一度理解できたことなんて、

 

その後何もしないで放置すれば忘れてしまうのが普通だ。

 

 

 

だから、大切なのは、「理解できた!」のあと。その先に何をやるか。

 

一度理解できたことを、ちゃんと頭と体に染み込ませて馴染ませられるか。

 

 

そこで全てが決まる。

 

 

 

そのために必要なことは、たった一つ。

 

日々の練習、日々の努力の積み重ね。

 

これしかない。

 

 

ただひたすら、練習を積み上げていくんだ。

 

薄い紙を一枚一枚積み上げていくようにね。

 

 

 

たとえば、普段よく使ってるコピー用紙。

 

その薄さは、1枚だいたい0.09mmらしい。

 

計算が面倒くさいから、0.1mmで考えてみようか。

 

 

みんなも経験あると思うけど、1枚ペラっと置かれてるコピー用紙なんて、

 

フッと軽く息を吹きかけただけで普通に飛んでいってしまうね。

 

風量を「強」に設定したエアコンの近くに置いてたら、それこそ大惨事だ(笑)

 

 

では、この0.1mmをどんどん積み上げていくとしよう。

 

 

10枚で、1mm。

 

うーん、まだまだ薄っぺらい感じかな。

 

 

100枚で、1cm。

 

およ?ちょっと形になってきたかな?

 

 

さらに、

 

1,000枚で、10cm。

 

5,000枚で、50cm。

 

10,000枚で、1m!!

 

もうここまで来たら、結構な分量だよ。

 

試しに持ってみてごらん?

 

たぶん重くて、普通の人じゃ持てないから(笑)

 

 

 

どう? これが努力の積み上げのイメージだよ。

 

こうやって1枚1枚丹念に積み上げていくと、

 

最初は軽く息を吹きかけただけで飛んでいってしまうようなペラッペラなものでも、

 

ズシリと重たいものになるんだ。

 

もうここまで来ると、ちょっとやそっとの事では崩れない感じ、するでしょ?

 

 

勉強もこれと全く同じだ。

 

努力を1枚1枚積み重ねて、ちょっとやそっとの事では崩れない状態にする。

 

そうすれば、テストという非日常の環境だって、何もビビることは無くなる。

 

一度理解できたことを、ここまでの努力で確実に自分のものにする、

 

自分の頭と体に馴染ませるんだ。

 

 

そして、これもきっと簡単に想像できると思うけど、

 

これは短期間で出来るものではない。正直、時間はかかる。

 

 

だ・か・ら、

 

 

早いうちからスタートしておかないといけないんだ。

 

それは何も、「毎日10時間の勉強を1年生からやれ」ということではなく、

 

日々欠かさずの勉強の習慣を少しでも早いうちからつけておかないといけないということ。

 

「その時期が来ればお尻に火が付いてやるでしょ」なんてノンビリしたことを考えてると、

 

いざその時期になったときに、

 

「ヤバい!もう時間が無い!無理だ!」ってなるから。

 

 

 

最後に大切なことを一つ。

 

努力の積み上げは「丁寧に」やっていくこと。

 

雑にやると、積み上がる前に全部崩れ落ちるよ。

 

これも、薄い紙を積み上げていく時と一緒。

 

たとえばプリント類の整理とかをしてる時、

 

雑に積み上げていくと、絶対に途中で崩れ落ちて

 

「あ~あ。もうやる気なくなった。」って、ならない?

 

 

自分はこういう経験、何度もあるよ(笑)