もう2ヶ月以上前になるが、今年の2月に行われた埼玉県公立入試の平均点が公表され、
そのことについてまだここで触れていなかったので、今回はそれについての話。
入試が終わってすぐに上げた各教科の分析と感想を自分で再度読み返しながら書いていこうと思う。
まずは、国語から。
前年の平均点 57.1点 → 今年の平均点 58.1点
うん、まあ、そうだろうね。
易しい問題と難しい問題の差が極端だなという印象はあったけど、
押しなべてみると、全体の難易度は例年とそんな変わりはなかった。
国語は毎年大きな変化はないから、ここからの日々の積み上げが本番での結果にダイレクトに直結するね。
2つめ、数学。
学力検査は、
前年の平均点 55.8点 → 今年の平均点 51.7点
学校選択は、
前年の平均点 50.5点 → 今年の平均点 50.2点
学力検査の方は、一つ一つの問題はそこまで極端に難しいものではなかったと思うんだけど、
ちょっと時間がかかる問題が多かったのかな。
それが、平均点が4点下がったということに表れているのだろう。
もちろん、難しいものではないと言っても、基礎がしっかりと固まってることが大前提。
いくつかの事柄が組み合わさってる問題が大半を占めていたから、
基礎がしっかりと固まってて、日々の練習をちゃんと積み上げてないと、
一目見た瞬間に、難しくて何が何だか分からない、という問題ばかりだっただろう。
学校選択の方は、平均点が落ち着いてきたね。
ちょっと前までは乱高下してたので、これで県の教育委員会も一安心でしょう(笑)
改めて分析を読み返してみても、ハードな問題とサクッと行ける問題が絶妙なバランスで織り交ぜられていて、
日々の積み上げてその嗅覚をしっかりと研ぎ澄ませられていれば、それほど手強い問題ではなかった、ということが言えるね。
3つめ、社会。
前年の平均点 64.1点 → 今年の平均点 65.7点
個人的には、平均点が上がったのはちょっと意外。
地理がめちゃくちゃ簡単だった分、歴史と公民がそれまでよりも難しくなったという印象だったから。
ただ、この傾向が今後も続くとしたら、少しずつ平均点は下がっていくだろうな、というのが自分の予想。
特に、歴史や公民は「考えさせる問題」が増えてくるだろう。
今の学習指導要領に変わる時に、歴史教育の見直しと強化も盛り込まれたし、
成人年齢が18歳になったことによって、今の社会の仕組みや起こってる出来事が正しく知り正しく理解する必要が、以前より増してきたからね。
さて、長くなったので、一旦ここでブレイクしよう。
残りの2教科は、後半へ続く。