春日部市内の学校は、今日から夏休み。
当然、「夏休みの宿題」なども出てるだろう。
宿題である以上、それは当然、やらなくてはいけない。
もちろん、定められた期限内に。
これはあくまでも個人的な意見だが、
夏休みの宿題は、別に、「学力の低下を防ぐ」とか「学習習慣を維持させる」というような目的のものではない。
それが目的だとしたら、ちょっと量が少ないからね。
あれくらいの量で、学力の低下が阻止されたり、学習習慣の維持が保証されるようなことはない。
では、なぜ宿題をやる必要があるのか?
それは、
それが学校からの要求だからだ。
要求である以上、それにはちゃんと応えないといけない。
要求されたことには、誠意をもって応える。
そうすることで、相手との信頼関係が構築されていく。
こっちがちゃんと誠意をもって応えるから、
相手もこっちの要求に応えてくれる。
この社会は、そうやって成り立っている。
もちろん、その要求に応えないという選択肢もある。
でもその場合は、それ相応の代償を受け入れなくてはいけない。
つまり、相手から信頼されなくなる、ということ。
時に、「こいつの要求には絶対に答えたくない」という相手もいるけど、
多くの人にとって、学校はそこまでの存在じゃないでしょ?
だ・か・ら、
夏休みの宿題は、指示された通りにちゃんとやるべきものなんだ。
それに応えられなかった時の学校からの信頼度低下は、
通知表の成績が下がる、という形で返ってくる。
つまりこれが「代償」ということになるわけだけど、
現実問題、それはそれでヤバいでしょ?
でも、それが社会というもの。
お客さんからの要求にちゃんと応えられないと、お客さんからの評価が下がり、仕事が来なくなるからね。
それと何ら変わりのないことだ。
さて、そういうわけで、夏休みの宿題はしっかりと終わらせないといけないわけだけど、
ここで一つ、コツをお伝えしよう。
「早めに着手して計画的に進める」
なんていうのは当たり前のことで、
そういう、ありふれたことじゃなくてね、
どういうことかというと、
面倒くさいものを先に片付けてしまう
ということ。
たとえば、読書感想文とか、絵とか、技術家庭で出される作り物とか、
だいたいいつも最後に残ってしまいそうなもの。
そういうものから手をつけ始めて、とっとと終わらせてしまう。
そうすると、後でとても楽になる。
面倒くさいものが残ってないからね。
逆に、簡単なもの、すぐに終わりそうなものから手をつけ始めると、
最後にこういう面倒くさいもの「だけ」が残ってしまう。
そうするとね、やる気も出ないよ。
だって、残ったものが全部、外れクジ。
どれを引いても「外れ」確定。
そんな状況で、「やる気を出して頑張れ」っていう方が無理でしょ。
ちょっとまとまった時間が必要にはなるけど、
どこかでそれを捻出しなくちゃいけないんだから、
今のうちに時間を作って、サクッと終わらせてしまおう。
そうすれば、夏休みの宿題なんて、余裕で終わるから。