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【勘違いをしてはいけない】「好きな道に進む」の真理

 

昨日に引き続き、今日もテスト対策勉強会。

 

 

今日もつくづく思ったけど、

 

やっぱり「環境の力」は大きいね。

 

「こいつ、こんなに集中できるんだ」って、逆にこっちが驚くくらいだ。

 

 

中には、集中力がどうしても続かなくて自分に注意されてしまった子も

 

いないわけではないけれど、

 

そうやって注意してくれる存在がいるってことも重要なことだし、

 

勉強会の意義の一つだ。

 

 

 

そして今日は、彼らの集中している姿を見ながら、

 

ある考えが頭をよぎった。

 

それは、

 

「子供が興味のある道に進ませてあげる」ということについて。

 

これと言ったきっかけは特に無いんだけど、

 

最近テレビで、中山秀征が自分の子育て論についてそういうことを言ってたのを見たからかな(笑)

 

 

まあ、何はともあれ、

 

この手の話は昔からよく聞く話ではある。

 

自分も、これが子育ての最終形、究極の形だと思ってる。

 

 

誰かに言われて、とか、誰かに決められた道を歩んでいくのではなく、

 

自分が「これだ」と思った道に進むこと、

 

そして、親がそれを全力で応援すること。

 

 

これは、至極当然のことだと、自分は思ってる。

 

自分も自分の親にそうしてもらってきたし、

 

自分には子供がいないので自分の子をどうしてきたかの話はできないけれど、

(今から親になるというのも現実的ではないし)

 

もし子供がいたら、きっとそうしただろう。

 

 

今は、春アカの生徒たちにはそのような人生を歩んでいってほしいと、

 

強く思いながら接している。

 

 

 

でもね、

 

 

 

だけどね、

 

 

 

一つ、絶対に勘違いしてはいけないことがある。

 

 

ここを勘違いすると人生を棒に振ってしまうぐらいの重要なこと。

 

 

それは、

 

 

「興味のある道に進む」のと「楽な道に進む」のは、全く違う。

 

 

とうこと。

 

 

いくら興味があることだって、楽なことばかりではない。

 

どこかで苦労しなくてはいけないし、

 

ましてや、それで生計を立てていくためには、

 

人一倍の努力が絶対に必要だ。

 

途中でやめたくなることだって、絶対にある。

 

 

でも、それに負けないくらいの「好き」という気持ちが

 

きっと自分を奮い立たせる。

 

 

そういう「覚悟」があって、はじめて、

 

「興味のある道に進む」、「好きなことを仕事にする」ということが

 

出来るんだと思う。

 

 

それは、ある意味、勉強なんかよりもはるかに大変なことかもしれない、

 

 

 

「興味のある道に進む」とだけ聞くと、

 

魅力的だしカッコよくも聞こえるけど、

 

その裏側にある「真理」をちゃんと知っておかないと、

 

単なる「楽をしたいだけの人生」で終わってしまう。

 

 

そうなったら、人生はおしまいだ。

 

今の時代、真っ当に生きていくことはきっと出来ないだろう。