こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。
先週で中学校の期末テストが全て終わりました。高校生も来週前半には全て終わります。
さて、皆さんはテストが終わった後はどのようにしていますか?
点数を確認して一喜一憂して終わり、ではあまりにももったいないです。
テストは返された後がとても重要です。
どの問題でどのような間違え方をしたか。それをしっかりと確認し、次のテストでの反省材料として生かすのです。
その時、できれば塾の先生などの専門家に見てもらった方がよいです。より正確な分析をしてもらえるからです。
春日部アカデミーでも、生徒さんに答案用紙を持ってきていただき、私が一通り目を通して分析をした内容を保護者の方にメールでお伝えしています。
たとえばこのようなメールを送ってます。
=====
今回は特に理科が素晴らしかったですね。大快挙といってもよいと思います。
授業の成果がしっかりと出ており、私の予想をはるかに超える結果を出してくれました。
内容を丁寧に理解し、やるべきことをやれば結果を出せるということを証明してくれたと思います。
他の教科も、一部残念な結果になってしまった教科もありましたが、確実な成長が見られています。
しいて課題を挙げるなら、
国語は、漢字と読解。
数学は、応用レベルの問題。ただし、焦る必要はありません。
英語は、引き続き文法の基礎の定着。
社会は、今回は情報量が多く整理するのが大変な範囲でしたが、その部分の復習。
ということになるかと思います。
=====
私たちも、テストの結果で見えてきた一人ひとりの課題を念頭に置きながら、その後の授業を進めていきます。
分析が終わったら、その後に大切なことは
間違えた問題の正解や正しい知識、考え方を確認し、もう一度解き直すことです。
実はこれが最も大切なことです。
もちろん、同じ問題は二度と出ないでしょうし、試験範囲が変わればなおさらです。
しかし、こういう地道なことが、知識を身につけテストの点を上げるためにはとても重要です。
普段からの解き直しの重要性は、以前もこの春日部アカデミー通信で書いたことがありますが、
こういう、「テスト後」のような少し特別な機会に解き直しをしておくと、
その知識は普段よりも忘れにくくなる、ということもあります。
実際私も、今から何十年も前に受けたセンター試験の英語でミスした問題を、
今でもまだ覚えています。
テストが返却されて分析や解き直しをまだしていない方は、
これを読み終わったらぜひ解き直しをしてみてください。
そして、次回のテストでは自己ベストを更新しましょう。
前々回、前回に引き続き、今回も「教科書には出てこない英語の慣用表現」シリーズです。
I’m feeling a little under the weather, so I can’t go today.
(少し気分が良くないので、今日は行けません。)
「under the weather」は直訳すると「天気の下」です。しかしこのフレーズが「気分が良くない」という意味になるのです。不思議ですね。
由来はいくつかあるそうですが、一つは、かつて人々が船で移動していた時代、気分が悪くなった船員が厳しい天候から身を守るためにデッキの下に身を隠したため、という説です。また、元々は「悪天候下で船酔いをしたり悪影響を受けたりする」という意味だったという説もあります。
どちらにしても、昔から使われていたフレーズだということですね。
それでは、次回もお楽しみに。