<必見!>今年から通知表の評価のしかたが変わります。


こんにちは。春日部アカデミー塾長の福地です。

今回は、「通知表の評価のしかたが変わる」という内容でお届けします。

 

今まで何度かブログでもお伝えしてきた通り、

4月から学校では新しい学習指導要領での授業がスタートしました。

これにより、授業のカリキュラムや教科書が変わり、特に英語は大激変だということは、既にお伝えしてきた通りです。

 

しかし、教科書や授業の中身が変わることはさんざん注目されてきましたが、

その陰に隠れてもう一つ変わることがあります。

それが、「通知表の評価のしかた」です。

 

別の言い方をすれば、「通知表でより良い成績を取るために重要なこと」が変わるわけですが、

いったいどのように変わるのか。

今回は、それについて説明していきたいと思います。

 

 

 

通知表のしくみ

まずは、今までの通知表がどのようなものだったのかを知ってもらうために、

ある中学校の通知表のフォーマットをご覧ください。

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学期ごとに「評定」という欄がありますが、ここに「1」~「5」の数字が入ります。

「英語で5を取った!」とか「数学が3だった」というのは、ここの数字のことを言っているわけです。

 

その左側に「評価」という、4つや5つに分けられた欄があります。

ここには、教科ごとに定められた「観点別学習状況」の評価が、「A」~「C」で入ります。

評定の1~5は、この部分の評価が元になって付けられます。

簡単に言えば、Aが多ければ多いほど「5」に近づいていく、ということです。

 

各教科の「観点別~」の項目は教科名の右側に書いてあります。

教科によって表現は様々ですが、結局のところ、どの教科も共通して、

①「関心・意欲・態度」、②思考・判断・表現」、③「技能」、④「知識・理解」

となっています。

 

実は、この順番がとても大きな意味を持つので、よ~く覚えておいてください。

 

 

今までの評価のしかた

ここから少し専門的な話になるので、あらかじめご了承ください。

 

先ほど、教科ごとに「観点別学習状況」というのがあり、その順番が大きな意味を持っている、

とお伝えしました。

 

大事なことなのでもう一度おさらいすると、

①「関心・意欲・態度」

②「思考・判断・表現」

③「技能」

④「知識・理解」

という順番でしたね。

 

実はこの順番は、重要度の順位を表しています。

つまり、今までは「関心・意欲・態度」が最も重要な項目だったのです。

 

これはどういうことかと言うと、

テストの点数よりも、授業中の態度や提出物の提出状況の方が重視される、ということです。

テストの点数が振るわなくても、授業中の態度が良かったり提出物をきちんと出していれば、

最終的な評定が「3」(先生によっては「4」)を下回ることはほとんどありませんでした。

 

 

新しい評価のしかた

これが、新しい学習指導要領のもとで大きく変化することになります。

具体的には、

①「知識・技能」

②「思考・判断・表現」

③「主体的に学習に取り組む態度」

 

このように変わります。

まず、今までは4つだった項目が3つにまとめられます。

そして、今までは3番目や4番目だった「知識・技能」が最も重要な項目になります。

 

これはつまり、

定期テストでの点数が何よりも重要になる、とうことです。

もちろん、授業中の態度や提出物が無関係になるわけではないので、そこは勘違いしてはいけません(笑)

 

 

まとめ

以上が、今年度から新しくなる通知表の評価のしかたです。

 

これからは、授業中の態度という、どうしても先生の主観が入ってしまうものから、

「テストの点数」という客観的な数字に、評価の中心が変わってきます。

評価としては決して悪いことではないと私は思います。

 

大事なことは、これまで以上に「テストの点数」に執着することですね。

それは、難易度の高い問題が解けることもそうですが、

それよりも、つまらないミス、ケアレスミスをしない、ということの方が重要です。

 

どんな時でも、「素直に・ていねいに・真剣に」取り組むこと。

春日部アカデミーが提唱する学習の基本姿勢ですが、

これが今まで以上に大切になってくるなと、実感しています。

 

早い中学校は、あと1ヶ月足らずで中間テストです。

自己ベスト更新を目指して、真剣勝負のスタートです!

 

 

 

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中学校の英語も少しずつ「オールイングリッシュ」に近づいてきてるようですが、英語を話すことは皆さんにとって、簡単ですか?難しいですか?

今回はこんなフレーズを紹介します。

 

It’s easy for me to speak English.

(英語を話すのは僕には簡単なことです。)

 

このフレーズ、まずは形で覚えましょう。

「It is easy for me to ~.」で、「~することは、私には簡単なことです」という意味になります。

あとは、easyをdifficult(難しい)やinteresting(面白い)に変えたり、meをhim(彼)やher(彼女)に変えることによって、さらに表現の幅が広がります。

英語は毎日コツコツと訓練をしていけば必ず身につきます。皆さんも必ず、こんな風に言える日が来るはずです。

「本当に?」と思った方は、ぜひ春日部アカデミーへ!((笑))

 

それでは、次回もお楽しみに!